<WEMPE/ヴェンペ>ツァイトマイスター トリプルカレンダー ムーンフェイズ 399,600円
SSケース:直径42mm、3気圧防水、自動巻、ドイツクロノメーター規格取得

ドイツ老舗時計店が手掛ける「語れる時計」


メンズ館8階=メンズウオッチコーナーの桃井が、新生活やフレッシャーズの方に向けて提案するのは<ヴェンペ>の「ツァイトマイスター」シリーズの1本。ドイツ時計らしい「余計なデザインをそぎ落とした」シンプルさが美しいトリプルカレンダーです。桃井がおすすめする理由は…。

<ヴェンペ>は140年前に高級時計宝飾店として創業し、現在はドイツ・フランクフルトに本店を構える<ヴェンペ>。日本には直営店が無いため、正規ルートで買うことが出来ませんでしたが、「自分達が使いたい時計」=「お客さまにぜひともご提案したい時計」でしたので3年がかりで口説き落とし、やっと展開がはじまりました。

高級時計宝飾店として世界の名だたるブランドを取り扱い、別注モデルも手掛ける<ヴェンペ>ですが、船舶用のマリンクロノメーターや、かつてはドイツ軍向けの時計を製造するなど、時計メーカーとしての側面もあります。2006年より自社でのオリジナルウオッチをスタートし、グラスヒュッテ天文台を修復し、天文台と隣接した自社工房で製造しています。
特筆すべきは、自社工房での時計の開発・時計師の育成、天文台でのクロノメーター検定など、自社だけにとどまらずグラスヒュッテにおける時計産業の躍進にも尽力しており、ドイツの時計産業をけん引する存在と言えます。そんな<ヴェンペ>の歴史や背景を知ることでまさに「語れる、語りたくなる時計」なのです。


<ヴェンペ>の「ツァイトマイスター」シリーズはエントリーモデルとして幅広いデザインをラインナップしますが、今回おすすめするのは、12時の位置の小窓に月と曜日、外周にポインターデイトと6時位置にムーンフェイズを備えたトリプルカレンダームーンフェイズ。ドイツ時計の魅力の1つは「余計なデザインをそぎ落とした」シンプルさにあると思いますが、複雑なトリプルカレンダーにもかかわらず、この美しく見やすいレイアウトは特筆モノです。

また、「ツァイトマイスター」シリーズは、スイス製の汎用ムーブメントを使用していますが、より高いクオリティを保ち、クロノメーター検定を通過する為、全てを自社工房で分解、再調整と特別仕様にチューンナップしています。<ヴェンペ>の時計はどのモデルもコストパフォーマンスが素晴らしいですが、3針モデルなら20万円台から揃うのも魅力です。年間3,000本程度と限られた生産量で、有名メーカーとはまた違った「人とかぶらず、シンプルで長く愛用でき、背景も語れる」そんな時計としておすすめします。

*価格はすべて、税込です。

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