箱根駅伝を走ったことが、社会へ出て自信に繋がる


鵜篭 箱根駅伝に出場したことで、社会に出てから役に立ったことなどありますか。

福島 大学まで陸上をやっていたと言うと、「短距離? 長距離?」と聞かれて、長距離と答えると、「もしかして箱根出たの? 何区を走ったの?」と聞かれることが多いです。

田子 会社内でも、「田子は大学で走っていて、箱根を走ったんだって」と言われることは多いですね。

青野 福島さんはどうして三越伊勢丹に入ったんですか。

福島 陸上での目標は箱根駅伝で、2回出場して夢は叶いました。ファッションに興味があったので三越伊勢丹に就職しました。

田子 福島さんは法政大学の先輩です。高校3年のとき、テレビで箱根駅伝の予選会を観ていたら、伝統ある法政大学が予選落ちをして選手達が泣いているシーンが映りました。その中心にいたのが福島さんです。(笑)「法政にはこんなに熱くてカッコイイ男がいるんだ!」と知って、ご縁があって法政に入りました。

福島 私が原因で予選会を通らなかったときですね。(笑)

田子 福島さんは自分の中で兄貴分で憧れの人、そして先輩です!(汗)

青野 「箱根を走ったから自信になる」というより、つらい練習を克服して、結果として箱根に出られたという過程が、一人ひとりの中にしっかりあるんだと思います。

福島 そうですね。仕事と陸上はまったく別のものですが、失敗したときに落ち込むのではなく、「あのとき頑張れた」というのが諦めないことに繋がっていると思います。

田子 福島さんの言うように忍耐力はついたと思います。

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