2017.12.19 update

<PORTER CLASSIC/ポータークラシック>|吉田克幸のブレないモノづくり──期間限定ストア「SASHIKO LOVE 3」が開催【1月5日(金)更新】(1/2)

12.26 Tue -01.09 Tue
メンズ館1階=プロモーション

「本物」を知ってもらうために、触れてもらうために、

PORTER CLASSICのクリエーションがある。

<ポータークラシック>ポップアップストア

「SASHIKO LOVE 3」

□12月26日(火)〜2018年1月9日(火)
□メンズ館1階=プロモーション
*会期中のイベント情報はこちら

「物を大切にする心」から生まれた「刺し子」。ポップアップストアの第3弾となる今回は、刺し子の新たな可能性を模索し、実現した「刺し子L I G H T」が登場。従来のPC SACHIKO同様のクラシックな雰囲気ながら、春夏にも適した軽さと通気性を備えた新鮮なコレクション。メンズ館のエクスクルーシブです。


吉田 克幸
よしだ かつゆき●1947年東京生まれ。Porter Classic取締役会長。長年に亘り数々の名品と呼ばれる鞄を世に送り出す。その影響は鞄業界に留まらず、アパレル業界を常に牽引してきた。キャリアを通じ、親子だからこそ共有しあえること



吉田 玲雄
よしだ れお●1975年東京生まれ。Porter Classic代表取締役。2006年ハワイ島ホノカア村で過ごした自身の経験談、『ホノカアボーイ』刊行。2009年映画化され全国東宝系でロードショー。
 

「SASHIKO LOVE 2」を振り返って


玲雄 一年前の「SASHIKO LOVE 2」は年をまたいで新春までポップアップをやらせていただいたんですけど、メンズ館のスタッフの方が店頭で呼び込みを一日中やってくださった。あの忙しい初売りのときに。メンズ館とPORTER CLASSIC はチームなんだって思いましたね。同じ空間を、同じ気持ちで一緒になって作り上げている。本当にうれしかったので今でも忘れられないです。
克幸 伊勢丹さんは大きな会社ですけれど、<ポータークラシック>のような小さなブランドとも一丸となってやってくださる。自分たちも<ポータークラシック>のために工場の職人さんや店頭の販売スタッフともひとつになっています。だからこそメンズ館のスタッフの方が一緒に盛りあげてくださったのは感謝の気持ちしかありません。
玲雄 「SASHIKO LOVE 2」は刺し子B L AC K のお披露目の場だったのですが、作り手が熱意を持ってり組めば、同じぐらいの熱い反響が返ってくるんだと実感しましたね。お客さまはすごく細かいところにまで興味を持ってくださるので驚きました。<ポータークラシック>は本当にお客さまに恵まれています。

photo by Shinichiro Ariizumi

新たな挑戦「刺し子LIGHT」


玲雄 今回の「SASHIKO LOVE 3」の新作は刺し子LIGHTです。うちの職人さんは寡黙な人間が多いのですが、刺し子LIGHTの生地が完成したときに「これは良い!」と自ら仰っていただきました。ちょっと珍しいことです。たっぷり大きくかっこよく着るのが<ポータークラシック>のスタイルですが、そこはブレずに、軽やかな着心地を楽しめるはずです。やわらかくて、気持ちよくて、それでも刺し子のクラシックな雰囲気はそのままですからカシミヤやレザーとも相性がいいんです。
克幸 刺し子LIGHT の発想はとてもシンプルで、年をとると重たい服を着るのが大変ですから( 笑)。「本物」と呼ばれるものはやさしくて気持ちいいものだと思うんです。雰囲気のある素材があったなら、それをどれだけ気持ちいいものにできるかは我々の仕事次第です。刺し子と出会ったように、まだまだ日本に埋もれている素材を探し続けたいですね。
玲雄  <ポータークラシック>は父が考える哲学みたいなものをずっとカタチにしてきました。刺し子LIGHTもそのひとつです。


PC SASHIKO LIGHT
TAILORED JACKET 108,000円


PC SASHIKO LIGHT
CREWNECK SWEAT 64,800円

親子だからこそ共有しあえること


克幸 モノづくりでもなんでも、息子とは波長はあっていると思います。小さい頃に旅に連れて行ったら興味を持つものに共通点はありましたね。
玲雄 旅を通じて父から学んだことはとても多いです。例えば父は他の人たちが見ているものとは反対の方向に目を向けている。なので自分も真似してそちらに目を向けてみたら、やはり素晴らしいものが目の前に広がっているわけです。「こういうところに着目していたのか!」と自然と教えられました。<ポータークラシック>を一緒にやっているのは、父のそういう独自の着想を表現したいからとも言えますね。
克幸 親子ってお互いの考えていることはわかるものだと思うんです。「これは素晴らしい」と感じたものを最初に共有できるのが自分の場合は息子でした。なので「おっ!」と声が出るようなことがあれば息子にすぐに伝えますし、息子も同じように自分に話してきます。そうやって自分たちは驚きや感動を常に共有しているんです。

photo by Shinichiro Ariizumi

PORTER CLASSICに触れてほしい


玲雄 新しい刺し子LIGHTもそうですが、<ポータークラシック>の商品はとにかく実際に着てほしいし、触ってほしい。そこで自分たちのモノ作りが伝われば最高ですし、お客さまから反応があればもちろんうれしい。そんなコミュケーションは現場でこその楽しさです。
克幸 今回のポップアップではカシミヤも素材として出しますが、やるからにはクオリティに責任を持ちたかった。そのためにカシミヤに関してはプロと呼べるような方からもアドバイスをいただきました。「<ポータークラシック>が選んだ本物のカシミヤはこれです」とイヤミじゃなくお見せしたい。でもコートを作りましたが、それはもうとても高価です。簡単に買っていただけるものではないですが、「本物」を知っていただくためにやらなきゃいけないと思いました。カシミヤもビキューナ*もデニムもリネンも生地として歴史があって、それを近代史のように真剣に考えたいという気持ちは持っています。


■価格:5,940,000円
■お渡し:約3カ月後
詳しくはこちら

玲雄 ビキューナ*は、今回のサプライズです。自分でも取り組みながら心が動かされました。
克幸 <ポータークラシック>として作ったものにはどんな要望にも対応するつもりです。修理もしますし、着こなしのアドバイスもします。これはできます、これはできませんとマニュアル的に考えるのは自分は好きではありません。適正なサイズがなければ時間さえいただければゼロからお作りもします。
玲雄 「SASHIKO LOVE 3」」ではお針子さんが店頭に立つ予定です。お子さんの似顔絵やペットの名前などを刺しゅうしたり、お客さまと一緒になってクリエーションができたら、より刺し子を楽しんでいただけるかと思います。

*=生地(400×150㎝):毛(ビキューナ)100%。種の保存法に基づき登録済 登録番号107-001319。
*価格はすべて、税込です。

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