2017.10.09 update

【動画】MEN'S Precious(メンズプレシャス)特別対談①──矢部克已×山浦勇樹|選ぶ楽しみと比べる楽しみが増えた「ビジネス クロージング」の新しい魅力(1/2)

リニューアルオープンで“世界最大級のパンツ集積”が実現したメンズ館5階=ビジネス クロージングに、メンズファッション雑誌『MEN'S Precious(メンズプレシャス)』(小学館刊)のエグゼクティブ・ファッションエディター矢部克已さんが登場。担当バイヤーの山浦勇樹と今回のリニューアルのポイントを語り合った。

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リニューアルで目指したのは、「男のサードプレイス」


矢部 メンズ館がリニューアルオープンしたのは2003年でしたね。今回の5階のリニューアルの目的は?
山浦 リニューアルが話題になった当時は、百貨店として良い商品がたくさんあることがポイントでしたが、14年を経て、お客さまにもっと楽しんでいただける場所、買いものをしたくなる場所が求められていると思います。さらに、ここで過ごす時間が楽しめる演出も必要になりました。
矢部 場所と時間ですか。それはスタイリストとのコミュニケーションも含めた時間ですね。
山浦 そうです。今回のリニューアルで目指したのは、「男のサードプレイス=心地良い"第3"の居場所」です。自宅や職場とは違う、男性のコミュニティの場所です。


矢部
 その象徴がこのカウンターですね。百貨店では画期的だと思います。お客さまはカウンターを利用されていますか?
山浦 はい、このカウンターは“お客さまとの温度の交換”が出来る場所にしたくて、6席を設けました。ドリンクを飲みながら、商品を介して会話を愉しんでいただいたり、コーディネート提案をしたり。まさに矢部さんと向かい合うこの感じですね。
矢部 カウンター越しだけでなく、「今日は何を買ったの?」など、お客さま同士の横の繋がりも生まれそうですね。
山浦 おっしゃるとおり、オーダー会などを通じて、お客さま同士がSNS上で繋がったりしています。
矢部 お客さんの方もモノを買って喜ぶだけでなく、より深い情報が欲しいんでしょうね。
山浦 カウンターでは、タブレット端末を使って商品の入荷情報をお伝えしたり、オーダー会のご予約をいただいたり。お客さまとじっくり話したり、リラックスして楽しんでいただけるカウンターができたので、より良いサイクルができればと思っています。
矢部 カウンターに座ってドリンクを飲みながら雑談するのが5階の一つのシーン・風景になっていくでしょう。 

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