①<プロテカ>

日本人ならではの細やかな機能性と3年間無償保証サービス


PROTECAとは「Protect(守る)」「Technology(技術)」「ACE(エースの理念)」の造語。2005年にデビューした総合トラベルバッグメーカー・エースのブランドです。すべてのハードケースが北海道・赤平の工場で製造される“究極の国産ラゲージ”。2014年にデザインオフィス「nendo」代表の佐藤オオキ氏をクリエイティブディレクターに迎えブランドを刷新しました。


山本
今回お持ちした「360s」は、表面の十字デザインや使用シーンに合わせて四方向に開閉する機能性に、「水平・垂直」をテーマにするクリエイティブ・ディレクター佐藤オオキさんらしさが伺えるモデルです。
川村 登場時、これは確かに斬新だと思いました。
山本 ビジネスホテルなどの狭いベッドの間で開けたいとか、移動中に荷物を取り出したいとき、スーツケースを立てたままで上部を開けたいと思ったことが発想の原点です。
佐藤 狭いホテルで開けやすい縦開きは確かに便利。出張の多い自分としては気になりますね。
山田 内装もユニークですね。


山本 スーツケースを開き、両側に荷物を詰めてからパタンと閉じると、荷物が偏ったりしてデッドスペースが生まれます。そのため片面にすべての荷物を入れられるよう、ファスナーの仕切り部分を立体的にしました。袋状の立体ケースに荷物を詰めるので、片側は完全に蓋としての役割だけ。こうすることでスーツケースの内容量をフルに使えるんです。
山田 内装のポケットが縦に開けたときにアクセスしやすいように上向きになってますね。細やかな機能デザインだと思います。
川村 日本人じゃないと生まれない発想ですね。
佐藤 海外メーカーではスーツケースを縦に開けようなんて発想出ないでしょうね。日本のビジネスホテルの狭さを知らないでしょうし(笑)。


山本 溝のある静音性に優れたキャスターはゴロゴロ音の体感音量を軽減しています。ボールベアリングの採用など、細やかな配慮は日本のメーカーならではの考え方だと思います。ほかにも素材開発から組立まで、すべて国内工場というのは業界でもエースの「プロテカ」が唯一です。一昨年から実施している3年間無償保証サービス「プロテカ プレミアムケア」は、今までバッグ業界では成しえなかった「航空会社の責任範囲である機内や空港での破損、またはその他の運送中に生じた損傷を含む破損」についても保証するサービス。購入から3年以内であれば何度でも保証を受けることができる点もセールスポイントです。


「360s」60,480円
(54×36×25cm/32L/2.8㎏)

タテにもヨコにも開く、オープンシステムのスーツケース。移動中の荷物の出し入れや、狭い室内での開閉など多彩なシーンで活躍します。体感音量を大幅に軽減した独自開発の「サイレントキャスター®」を採用し、安定感ある走行を可能にした大型キャスターは静音性も向上しました。すべるように滑らかな走行を可能にした、独自開発の「ベアロンホイール」を搭載し取り回しの軽い走行を可能にしています。