2016.11.22 update

<HOLIDAYS COMFORT BY RIDING HIGH/ホリデーズ コンフォート バイ ライディングハイ>|一針一針縫われていく刺繍とリラクシングウエアの出会い

アメリカンスタンダードをベースにし、ヴィンテージアイテムに現代のエッセンスを取り入れ再構築したリラクシングウエアを得意とする<ホリデーズ コンフォート バイ ライディングハイ>が、11月29日(火)までメンズ館地下1階=肌着・ナイトウエア・靴下でポップアップを開催中。さらに今回は“日本の手仕事の素晴らしさ”に焦点を当てた、ハンドル刺繍職人の中村和夫氏による、刺繍サービス・実演イベントが大変好評です。


デジタルにはない温かさを感じる、手仕事のハンドル刺繍

古き良き時代の吊り編み機でゆっくり編まれた着心地の良い風合いの生地にこだわり、快適に過ごすことのできるリラクシングウエアを追求する<ライディングハイ>ディレクターの薄(うすき)新大さんが、日本では数少なくなったハンドル刺繍を行うナカムラ刺繍の中村和夫さんと出会ったのは2012年。

「<ライディングハイ>は、日本の職人と組んでアップデートしたものを作ることをコンセプトとしていて、“さがら刺繍”が得意な中村さんに仕事をお願いしています。さがら刺繍の魅力は、絵や文字を刺繍で描けること。スタジアムジャンパーの胸や背中、腕などに付いている“盛り上がっているワッペン”が、さがら刺繍です」と薄さん。


さがら刺繍とは、一本の糸をカギ状の針ですくい上げながら繍(ぬ)う手法で、通常は、まず絵や文字の輪郭を、鎖状に糸を縫い止める“チェーン刺繍”を用いてステッチを入れ、それからさがら刺繍でパイル状のループステッチで柄を描いていきます。

今回の実演イベントでは、<ホリデーズ コンフォート バイ ライディングハイ>の裏毛スウェットをご購入されたお客さまに、胸ポケットのスペースに入れる絵や文字を自由に描いていただき、それを中村さんが刺繍に仕上げます(商品のお渡しは約2週間後以降)。

ハンドル刺繍職人の中村和夫氏


ミシンテーブルの下にあるハンドルを手で操作するから「ハンドル刺繍」

実演を見た人が驚くのが、中村さんのハンドル刺繍の手法で、お客さまが描いた絵や文字の上に薄い紙を置いて描き起こし、その薄紙をポケットの生地に当てて一気に縫っていきます。

その刺繍に使われるのが、年期の入った「手ハンドルミシン」。ミシンの下に付いているハンドルを右手で操りながら、ハンドルを早く回すと急な角度のチェーンステッチが、ゆっくり回すと大きな角度のチェーンステッチが施せるそう。

「ハンドルを手で回しながら縫うミシンなので、手ハンドルミシンと呼んでいますが、コンピューターで制御する自動機はさがら刺繍もチェーン刺繍も同じ針で施すのに対して、手動機は針を替えて繍(ぬ)っていきます」と、今年76歳の中村和夫さん。

<ライディングハイ>ディレクターの薄(うすき)新大氏


薄さんは、「中村さんのそういう丁寧な仕事が、ひと味違う仕上がりに繋がります。自動機でのさがら刺繍は、糸のループの頭がキレイに揃ってしまって、糸が“開かない”ので味も迫力も出ません」と言い、中村さんも「自動機だと、糸がフワッといかないんですね」と答えます。

「手仕事のさがら刺繍は、思わず触りたくなる立体感が魅力。スカジャンなどに使われる平板な“横振り刺繍”とは違った高級感が出ます」と薄さん。

綿(わた)や糸から素材に徹底してこだわり、編み、縫製、刺繍まで妥協しないモノ作りの<ホリデーズ コンフォート バイ ライディングハイ>の裏毛スウェットのポケットに、あなたならどんな刺繍を描きますか?

<ホリデーズ コンフォート バイ ライディングハイ>ポップアップ・刺繍サービスイベント
裏毛スウェットを購入のお客さまに、ご自身で手書きしていただいく文字や既存フォントによるイニシャル刺繍を施した胸ポケットをサービスでお付けいたします。
□11月9日(水)~29日(火)
□メンズ館地下1階=肌着・ナイトウエア・靴下

刺繍職人 中村和夫氏による刺繍サービス・実演イベント
□実演日:11月27日(日)13時~15時
□お渡し:約2週間後以降
*詳しくは係員までお問い合わせください。
*都合により来店予定が中止または変更になる場合がございます。予めご了承ください。


<ホリデーズ コンフォート バイ ライディングハイ>ポップアップ情報はこちらから

*価格はすべて、税込みです。

お問い合わせ
メンズ館地下1階=肌着・ナイトウエア・靴下
03-3352-1111(大代表)