2016.11.21 update

【オープンレポート】＜BOTTEGA VENETA/ボッテガ・ヴェネタ＞｜職人技が光る注目モデルはメタリックな輝きが美しい「カランドル」

刺繍、プリント、擦（す）り傷を思わせる加工――イベント「THE HANDS OF BOTTEGA VENETA」の開催を記念して、イタリア・ヴィチェンツァから来日した熟練職人の手から生まれる職人技が込められた日本限定のカプセルコレクション。＜BOTTEGA VENETA/ボッテガ・ヴェネタ＞のメンズコレクションでは世界初のポップアップが、メンズ館1階＝プロモーションで11月22日（火）まで開催中です。（イベント情報はこちら）

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ブランド初の日本限定カプセルコレクションが引き立つ特別な空間

透明感を感じさせる真っ白な壁に、イントレチャートを連想させる金網の特別な什器に整然と並んだのは、ブランドを代表するイントレチャートレザーをベースにさまざまな職人技を施した日本限定のカプセルコレクション。＜ボッテガ・ヴェネタ＞のバッグや洋服、財布などのファスナーと連動したアイコニックなカラーの「ブルニート」で、美しい統一感を醸し出します。

人気の素材「カランドル」を新しいデザインでリバイバル

今回のイベント「THE HANDS OF BOTTEGA VENETA」で登場した日本限定のカプセルコレクションのバッグは、日本で人気の高いモデルをベースに、就任15周年を迎えるクリエイティブ・ディレクターのトーマス・マイヤーが日本のために特別にデザイン。

7素材＝7色×2モデル（トートバッグ／ドキュメントケース）の計14モデルを展開していますが、特にバッグは、「A4サイズが収納できて、肩に掛けられる」という日本人の好みまでしっかり反映した、まさにエクスクルーシブなデザインになっています。

パネル全面にイントレチャートが編み込まれたドキュメントケースは、ダークシルバーの陰影がアクセントを添えます。
ドキュメントケース 172,800円（W34×H24cm）
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＜ボッテガ・ヴェネタ＞ならではの“7つのテクニック”がそれぞれに込められたモデルの中で特に注目したいのは、2014年春夏アーバンキャリアーズ・コレクションに登場したイントレッチオ「カランドル」の復刻です。

ブラックのレザーをパネルの形に裁断し、穴を開けて手で編み込み、次にブラックの染料を手作業でわずかに取り除き、その下にあるダークシルバーのメタリックカラーを表面にのぞかせるという手間暇のかかった職人技は、ぜひ手にとってみてほしいもの。

今回初登場の職人技が込められたモデルにも注目

ナッパレザーに幾何学的な模様が見事に映えるシリーズや、ダークシルバーの陰影がアクセントを添える新たなデザインなどカプセルコレクションで初登場の職人芸を採用したモデルも揃う本イベント。他にも2色使いのカラーブロックのデザイン、サイズの異なるスタッズが生み出すリッチな表情と丁寧にあしらわれた多様なパーツがバッグ全体に立体感のあるビジュアル効果を生み出すモデル、洗いをかけて風合いを出したレザーを使ったモデルなど、いずれも＜ボッテガ・ヴェネタ＞の次代のアイコンとなる名品ばかりです。

また、シューズとウエアは＜ボッテガ・ヴェネタ＞の最新クルーズコレクションが並ぶイベント「THE HANDS OF BOTTEGA VENETA」。ブランドを代表するイントレチャートレザーをベースに洗練されたさまざまな職人技を施したモデルは必見です。