「コートを纏う男」9月9日(金)更新
■「レザーを極める男」9月10日(土)更新
「ユーティリティにこだわる男」9月12日(月)更新
「エキップメントを操る男」9月13日(火)更新
「ヘリテージを魅せる男」9月14日(水)更新


ジャケット 312,120円

<リックオウエンス>

<リックオウエンス>が俎上に載せるのは、ブランドの十八番たるレザーブルゾン。湾曲したジップによるダブル仕立ての首元にはコンパクトなフード、また袖にリブを通すことでシーンレスに着まわせるスポーティさをプラスした。

コート 194,400円

<ダイエットブッチャースリムスキン>

ホースレザーのライダースは、デザイナーのロックな精神を最も端的に表現する代表作。その初期から大切にしているシルエットをシングルベントのロング丈へと大胆にアレンジした。ファンには嬉しい新境地ながら、随所に配したジップやDカンは健在。艶感のあるレザーのボディに、エポーレットやレザーのジップがシャープなアクセント。左袖のジップはポケットとしての機能を加え、デザイン要素としても秀逸だ。

コート 118,800円

<ジョンローレンスサリバン>

デザイナー自身も愛用する定番コートにエッジな要素をプラス。ブランドのクリエーションリソースである"シンプル&フューチャリスティック"を表現した比翼仕立てのステンカラ―コートを黒光りするパテントレザーで再現。ハリのある素材も相まって周囲とは一線を画すスタイルに仕上げた。ライニングのない軽やかな仕立てで、重ね着してもゴワつかないスタイリッシュなデザインだ。

ジャケット 162,000円

<ノンネイティブ>

アイコニックなダブルライダースを、Gジャンやブルゾンで多用する十八番ディテイルのノーカラーにアレンジ。マットなシボ革と、袖や裾も背面側にのみ施されたリブがさりげないスポーティさを演出する。ミニマルなライダースとしてのデザイン性を実現しながら、裾にはリブを配し、カジュアルな着心地も確保。ちょっとした切り替えのディテイルでこなれ感もアピールできる。

ダウンベスト 151,200円

<カズユキクマガイ>

キルティングステッチのないシンプルなデザインゆえ、大人に着こなせるダウンレザー製のダウンベスト。それでも中身が偏らないのは上質にしてみっちり詰まっているに他ならない。切り替え位置にポケットを施すなど、ミニマルな表情への工夫も秀逸。装飾的な要素を削ぎ落としたミニマルなデザインは、機能性との両立がキモ。ライニングには一見目立たないが、さりげなくジップポケットを施し、収納性をしっかり確保した。


ジャケット 172,800円

<ジョルジオ ブラット>

スポーティに着こなせる裾リブ仕様の原点的名作。イタリアンレザーブランドの雄は、ベジタブルタンニングによる初期モデル"5222"を復刻。身頃は表側ながら袖をマットなスエードで切り替えることにより、ニュアンスのある表情を蘇らせた。裾を前後ともにレザー素材のリブ仕様にすることで、スポーティな印象に仕上げた一着。袖の切り替えとともに、軽快さをプラスしている。

ジャケット 270,000円

<イサム カタヤマ バックラッシュ>

タイトなのに快適なのはしなやかな革質のたまもの。バックラッシュのマスターピースであるカンガルーレザーでつくられたコンパクトなダウンブルゾンは、防寒性の高さとリッチな質感が売り。襟巻き状に首回りを彩るファー付きのフードは着脱可能。外せばスタンドカラーとしても着まわせる。一見キルティングに見えるが、実際はダイヤの一角だけをクロス掛けのステッチで抑えてるだけ。ステッチを交差させることなく、ダウンの膨らみだけでキルティングを表現した。

ジャケット 129,600円

<ベドウィン & ザ ハート ブレイカーズ>

この遊び心こそまさにハイストリートの極み。コーチジャケットといえばナイロン製が常識。それを総革で仕立てた心意気こそ"パラマウントクオリティ"を標榜する<ベドウィン>真骨頂だ。裏地には鮮やかなスカイブルーをチョイス。裾のドローコードなどスポーティな意匠を残した点も心憎い。コーチジャケットをレザーに置き換えた以外はいたってシンプルなデザインだが、ライダースのボールチェーン付ジップポケットでハイブリッド感がより一層強調されている。

ジャケット 199,800円

<ザ ヴィリディアン>

ベストセラーな"マウンパ"が夜も使える大人顔に。同じくシャカシャカ機能素材で使われるマウンテンパーカを黒一色のレザーでリッチに昇華。フードを外せばスタンドカラーのブルゾンに早変わり。ドローコードでウエストを絞ったり、ダブルジップでX掛けにすれば、細身のシルエットがより美しく見映える。ポケットの仕様としては珍しいオリジナルのダブルジップを採用したデザイン。裾には両サイドにドローコードが施されており、微妙なシルエットの変化も楽しめる。

ジャケット 183,600円

<キリュウキリュウ>

周囲との差別化を図るなら総革の"ナポジャケ"がベスト。フロントボタンやガントレット状の袖口など随所の意匠がデコラティブな、ブランドのアイデンティティを表現したナポレオンジャケット。ヌメリ感のあるマットなホースレザーでアップデートした、どこへ出しても主役級の主張が叶う贅沢進化といえよう。同ブランドのアイコンモチーフであるバタフライ柄を表現したオリジナルボタン。ライニングはポリエステルサテン素材でしっとりとした肌触りもラグジュアリー。

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