【連載】普段のコーデにワンポイントでファッションをより愉しく！｜「大人の社会科見学」 GUIDE by ISETAN MITSUKOSHI

三越伊勢丹の公式YouTubeチャンネル「GUIDE by ISETAN MITSUKOSHI」で配信中のコンテンツ「大人の社会科見学」から、話題の動画をご紹介！

今回の「大人の社会科見学」は、デザイナー尾崎さんの事務所からお届け。「もっと簡単に、もっと早くおしゃれになりたい！」そんな欲張りなクルーの願いを叶えるべく尾崎さんに指南してもらいます。
“ワンポイント投入”で劇的に印象を変えるアクセントアイテムをそれぞれのキャラクターに合わせて、最短距離で大人の洒落感を手に入れるコツをご紹介します。

今回の登場人物

【GUIDEクルー】
FUSHINUKI/ふしぬき=アートやファッションに強いオシャレ隊長（画像左）
TSUCHIYA/つちや=様々なジャンルの王道から愉しむGUIDE編集長（画像左から2番目）
TASHIRO/たしろ=下町育ちのサウナ好きのみんなのセンパイ（画像右）

【ナビゲーター】
おざきゆうひ＝＜SUN/kakke/サンカッケー＞デザイナー（画像右から2番目）

つちやが体感！スカーフひとつでおしゃれ革命

つちやが抱えるのは「楽しておしゃれになりたい！」という切実な思い。そんなつちやに、おざきさんが提案したのが“スカーフ”です。

スカーフの魅力を語りつつ、エルメスの90cmスカーフを披露します。ネイティブアメリカンの長が描かれた両面プリントの名品を見せられ、つちやも興味津々。

そこで、おざきさんはスカーフの折り方や使い方を実演。
「両端から斜めに折って、半分に折ると、20cm幅ぐらいのものができる。それを首に巻くだけ」と説明しつつ、実際に巻いてみせます。つちやが巻いてみると、「いきなりおしゃれ！」と全員絶賛。

さらにバンダナサイズ（55〜60cm）、ペイズリー柄などのバリエーションも紹介され、「単純に巻くだけでも十分おしゃれ」とおざきさん。

おざきさんは「マフラーサイズはクラシックな雰囲気やドット柄、白ならライダースの中に入れてもいい。簡単なのは、ただ首に垂らすだけ」と応用力の高さを強調します。「スカーフはずるいアイテム。古着屋でも一万円しないで買えるものもあるし、最短距離でおしゃれな人になれる」と太鼓判。

つちやも「スカーフ未経験でしたがこれならチャレンジできそう。明日買いに行きます！」と意気込み十分。気負わず楽しめる“最短距離のおしゃれアイテム”として、スカーフの魅力を存分に体感しました。

ふしぬきの「唯一無二の個性！ビンテージ眼鏡で知的なおしゃれ」

続いてふしぬきに、おざきさんがすすめたのはビンテージの眼鏡。
「フランスやイギリスのヨーロッパ系で、同じものがほとんどない。自分の顔にフィットしたらそれが唯一無二のおしゃれになる」と自信満々のおざきさん。

実際にフレンチヴィンテージのローズ色や、イギリス・アルガのホワイトゴールドフレームなどを試すと、ふしぬきの雰囲気が一気に変化。「いきなり頭が文化人な感じ」「顔まわりに印象がつくとすぐおしゃれ度が上がる」とたしろやつちやも驚きの声。

おざきさんは「ヴィンテージの眼鏡は、今だと作られない素材やデザインも多いし、クリアフレームを選ぶと最短距離で“おしゃれな人”になれる」とアドバイス。「普通は段階を踏むけど、最短距離で行きたい人にはクリアの個性的な形を選ぶのが早いよ」と背中を押され、ふしぬきは「いつもとは違う自分になれた。これ、すぐ欲しくなる！」と新たな自分を発見。

「最短距離でワイルド、知的、個性的にも…眼鏡ひとつで印象が一気に変わる。しかも、他人とかぶらない！」と盛り上がり、眼鏡の奥深さにぐっと引き込まれたふしぬき。会話を交えながら、眼鏡のおしゃれパワーを実感する時間となりました。

たしろが体験したジレの魔法！ベストで自己ベスト更新

たしろに、おざきさんが用意したアイテムはベスト、いわゆる“ジレ”。

「ベストはあまり持ってない」というたしろに、おざきさんは「昔の三つ揃いのベストや、ハンティング用、軍物ベストなど、色んなタイプがある。赤いベストは鹿に見えないように猟師が着ていたもの」と背景も説明します。

「テーラードジャケットの中にジレを重ねると、一気におしゃれ度が増す。逆にデニム上下に合わせても良い」とおざきさん。実際に着てみたたしろを見て「さっきまでのダサい坊やが、こんなにおしゃれになってる！」と一同驚き。

「Tシャツやカジュアルに合わせるよりも、きちんとしたジャケットの中に投入することで、外した感じと洒落た印象が生まれる」とおざきさんはアドバイス。「ミリタリーベストはアウターの上から重ねても良いし、自己ベスト更新できるアイテム」と太鼓判。