2018.09.07 update

基本と応用で学ぶ、ブライダルゲストのVゾーン&コーディネート術

気候がおだやかで、晴天も多い秋は絶好のブライダルシーズン到来!近年は結婚式のスタイルが多様化し、メンズ館1階=ドレスシャツ・タイでは、頻繁にブライダルの装いに関する相談があるそうだ。

式場のクラスや規模、席次、あるいはドレスコードによってもブライダルゲスト(参列者)の装いは変わってくるが、今回はベーシックなスーツをベースに、シャツ、タイ、チーフ+αの合わせ方を解説する。

  1. ゲストは、着こなしでお祝いの気持ちを表す
    1. 【基本編】ブライダルゲストの正しいファーストチョイス
    2. 【応用編】フォーマルこそ、主張といでたちの表現の場

ゲストは、着こなしでお祝いの気持ちを表す

アテンドの高野は、「結婚式や披露宴のカジュアル化が進み、いわゆるフォーマルのマナーも変化してきています。日本人も欧米並みにパーティーでの着こなしが上手になってきていますが、ブライダルでは自分の立ち位置を見極めながら“平服とブライダルの垣根”をうまく橋渡しする着こなしになってきています」と説明します。

同僚や友人なら、手堅い「黒やネイビーのスーツ」に、ネクタイをボウタイに変えたり、シルクではなくリネンのチーフをスリーピークスで飾ったり。Vゾーン+小物のアレンジでパーティーを楽しむのが、“平服とブライダルの垣根”を考えた、一つのスタンダード。
もちろん、そういう平服の延長で着こなしを決める人から、「オーダーメイドのタキシードを誂えるお客さまもいて、着こなしでお祝いの気持ちを表す方もいらっしゃいます」と高野。

今回はブライダルゲストの装いがメインテーマですが、参列者が一番困るのが、「会場で浮く」こと。
場違いな格好でいると、本人の居心地が悪いばかりではなく、まわりにも微妙な空気が流れてしまうかも…。かといって、「冠婚葬祭すべて略礼服であるブラックスーツでOK」というのも味気ないもの。
誰に対しても失礼にならない装いは大切なポイントですが、いわゆるT(時間)P(場所)O(場合)に加えて、新郎新婦との距離感や立場なども考慮した“バランスの整った装い”を心掛けましょう。

【基本編】ブライダルゲストの正しいファーストチョイス


「冠婚葬祭というと日本では“黒”のスーツになりますが、欧米ではチャコールグレーが主流になります。また、ジャケットはポケットのフラップなしのノーベントが正式だったり、礼服は様々な決まりや慣習がありますが、今回は“略礼服の鉄板”をご紹介します」と高野がコーディネートしたのは、黒のスーツにセミワイド襟の白シャツ+シルバータイ、リネンのチーフというもの。



「いわゆる略礼服よりは平服寄りですが、手持ちのスーツで、Vゾーンの組み立てを替えるだけという分かりやすい着こなしです。ゲストがお祝いごとで締めるネクタイは、“時間帯を問わないシルバータイ”と覚えてください。足元は、シルクかウールの黒の織りのないソックスに、内羽根のストレートチップの紐靴がデフォルトです。」


シャツ:<アヴィーノ ラボラトリオ ナポレターノ> 37,800円
ネクタイ:<ルイジ ボレッリ> 17,280円
シャツをトレンドのタブカラーシャツにして、ピンドットのネクタイを合わせる。シャツを変えるだけでも、首元に微変化が生まれる。


シャツ:<ブルックス ブラザーズ> 14,040円
ボウタイ:<ブルックス ブラザーズ> 9,720円
チーフ:<ムンガイ> 3,240円

<ブルックス ブラザーズ>のボタンダウンシャツにブランドの伝統的な柄のボウタイをプラス。金ボタンの紺ブレにチャコールグレーのパンツならよりトラッドな装いに。


シャツ:<エマニュエル バーグ> 17,280円
ボウタイ:<ターンブル アンド アッサー> 16,200円
チーフ:<ムンガイ> 3,240円
カフリンクス:<ターンブル アンド アッサー> 38,880円

袖口がダブルカフスの白シャツに手結びのボウタイを合わせ、白蝶貝のカフリンクスを加える「大人合わせ」。場数を踏んでいるこなれ感と、ラグジュアリー感をプラス。


【応用編】フォーマルこそ、主張といでたちの表現の場


どこに出ても恥ずかしくない“略礼服の鉄板”はおさえておいて、「パーティーはやはり個性を主張したい」という方におすすめの着こなしをご紹介。いずれも手持ちの黒やネイビーのスーツを活用して、Vゾーンの変化や小物使いで、平服を超える華やかさを醸し出します。


【ポイント①】シャツ・ネクタイ・チーフの色に統一感を持たせる


 


シャツ:<ルイジ ボレッリ> 38,880円
ネクタイ:<ルイジ ボレッリ> 17,280円
チーフ:<シャルベ> 12,960円
スーツ:<イセタンメンズ>106,920円

英国の匂いがするネイビースーツに、ピンクシャツ+ボルドーネクタイ+レッドチーフで色に統一感を持たせつつ華やかに。


シャツ:<ダーバン> 12,960円
ネクタイ:<ダーバン>9,720円
ピンズ:<チビタイ> 2,700円
スーツ:<ノーム ゴタイリク>74,520円
若者向きの“オールブラック”は、黒のショートポイントシャツにネクタイと、ジャケットの襟にラペルピンをプラス。足元をパテントシューズにすると、ソリッドなイメージに。


【ポイント②】ストライプシャツでVゾーンに変化を持たせる


 


シャツ:<シャルベ> 49,680円
ボウタイ:<シャルベ> 22,680円
チーフ:<ターンブル アンド アッサー> 10,800円
スーツ:<イセタンメンズ>106,920円

トレンドのクレリックシャツにシルバーのボウタイを合わせて、ロイヤルブルーコーディネート。 


シャツ:<アヴィーノ ラボラトリオ ナポレターノ> 37,800円
ネクタイ:<ターンブル アンド アッサー> 20,520円
チーフ:<シャルベ> 12,960円
スーツ:<イセタンメンズ>106,920円

スーツのネービーと同系色をセレクトしてトータルコーディネート。赤を効果的に配して、晴れやかな気持ちをアピール。
 

*価格はすべて、税込です。
*スーツはすべて、メンズ館5階=メンズテーラードクロージング、シャツ・ネクタイ・ボウタイ・カフリンクスはすべてメンズ館1階=ドレスシャツ・ネクタイお取り扱いとなります。

 

Photo&Text:ISETAN MEN‘S net

*価格はすべて、税込です。

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