まずは大人にふさわしいデニムを


山浦がまず訪れたのは〈PT01〉のブース。「〈PT01〉は2017年秋冬から新しいディレクター、ドメニコ・ジャンフラーテを起用し、今最も波に乗っているパンツブランドです。元々ファッショニスタであり、ショールームのオーナーだったドメニコはファッションセンスはもとより、セールスパーソンとしてのセンスもあるんです。非常にリアリティがありながらも、話題性のあるコレクションを発表しています」と山浦。今話をしているのがそのドメニコ・ジャンフラーテ。彼のインスタなんかもチェックしてみては?

〈PT01〉は2008年にイタリア・トリノで生まれたパンツ専業メーカーとして誕生。4代続く生地メーカーの名門、コーベル社のオリジナルパンツブランドである〈カバー〉が前身だ。伝統技に現代的なデザイン、そして美しいヒップラインのシルエットなど、イタリアのみならず世界で人気だ。で、会場について山浦が注目したのは〈PT05〉。こちらは〈PT01〉の5ポケットシリーズ。オーセンティックでドレス顔のパンツが多い〈PT01〉に対して、この〈PT05〉はとにかくデニムが豊富。ブルーデニムだけでも、その種類、かなりの数だ。


こちらのパンツも長年穿いたようなほどよいダメージ加工や色落ちは男らしい印象。さらに、その〈PT01〉を踏襲した細身のパターンシルエットでイタリアらしい上質さや洒落た雰囲気と、大人の品を醸してくれる。
<PT05>デニムパンツ 34,560円
■メンズ館5階=ビジネス クロージング

男らしいダメージ加工も品格あり!
〈PT05〉のブルーデニム

 

「ドレスパンツ譲りの美脚シルエットに、ヨーロッパのデニムに見られる美しいトリートメントが施された、色気のあるスタイリング。根強いファンはいるものの、意外とその存在がまだまだ知られていなかったりもします。イタリア本国の百貨店では、〈PT05〉だけのウインドウを構えるなど、徐々にその認知度も高まっています」

 

たとえばこんなコーデで!
ミリタリーアウター+白T合わせ


<フォルテラ>「M43」ミリタリージャケット 68,040円
<アンドレア フェンツィ>Tシャツ 10,800円
<シャイノラ >ウォッチ 89,640円
■メンズ館5階=ビジネス クロージング
<ステファノ ベーメル>スニーカー 118,800円
■メンズ館地下1階=紳士靴
 

いつもの格好も周りと差がつく!?

 

イタリア発のパンツというと、ひょっとしたらキャラ違いかもと戸惑う人もいるかと。けど、全くそんな心配はご無用。定番の白Tとミリジャケを合わせたコーデにも馴染み、ワイルドな印象だ。それでいて、大人の品を醸してくれるのであれば、このデニムを手放せなくなるはず!


<PT05>デニムパンツ
左:42,120円
中:34,560円
右:34,560円
■メンズ館5階=ビジネス クロージング

ブルーデニムの豊富さが魅力!

 

ひと口にブルーデニムといっても、当然その加工で印象は変わる。色合いはもちろん、ボタンやダメージ加工の位置の違いなど、1本1本に特徴がある。バックポケットの右端には〈PT05〉のアイコンマークを刺繍してさりげなくシンプルに存在感を演出。

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