非ウールコートの本命は、正統派トレンチ

<チャーチル>
トレンチコート 127,440円

“正統派トレンチ”というと、アクアスキュータムのキングスゲートなどを連想するが、今でもトレンチは男にとっての最重要コートの一つ。「キングスゲートは大定番でカッコイイけど、もう少しシンプルなデザインを着たい」という人にお薦めなのが、英国の元首相の名を冠したブランド<CHURCHILL/チャーチル>のトレンチコート。ロンドントラディションのファクトリーで作られているコートで、正統派を彷彿とさせるデザインながら、今の装いに合わせてスマートに着こなせる。

秋から冬のアウターとして、じっくり味わいたい一着


<シーラップ>
バルカラーコート 129,600円


<イーヴォ>
タイロッケンコート 105,840円

全体的にクラシック基調のトレンドにあって、注目したいのは“クラシック×モダン”の新しいコート。良いスーツを着るなら、それに見合うコートを着たいところだが、お薦めは<Sealup/シーラップ>のバルカラーコート。ラグランスリーブに、ロング丈で、ベルテッドと、とてもクラシックな印象だが、ミラノのアウター専業メーカーらしく、しっかりした作りが魅力。10年ぐらい着て、シワや着クセがだんだん味になっていく一着だ。

一方、今シーズンの“ファッション感度の高さ”で選ぶなら、こちらもコート・アウター専業ブランドの<hevo/イーヴォ>のタイロッケンタイプがお薦め。山浦自身も気に入っているというデザインは、ロング&ワイドなシルエットで、往年の名優を気取って羽織れる、今までにない新しい感覚。中綿入りで温かく、シーズン長く着用できるだろう。