貴重なナバホラグも充実の展開


ビンテージのマクラメは植物などを一緒に吊るしてお洒落な空間を演出

今回のポップアップでは貴重なネイティブアメリカンジュエリーのほか、ナバホ族のラグなど熊谷氏の世界観を存分に味わう事ができる。什器やショップを飾る装飾も、熊谷氏が現地で買い付けてきた"本物"を持ち込んで。そしてターコイズブルーの魅力を存分に味わえるよう、ブルーにこだわったコレクションを多数用意している。


ウォールハンギングで人気のLAのテキスタイルショップALL ROADSから、剣道着のリメイクの羽織が登場


静岡で作陶する作家、臼田けい子氏のブルーの器は食卓を美しく彩ってくれる

LAの「オールローズ」は、木工・溶接・裁縫・織物などクラフトの技術を用いて、物や空間をデザインするワークショップ&テキスタイルショップ。ジャケットには、日本の剣道に代表されるヴィンテージの道着をインディゴ染めにしたテキスタイルでリメイクしている。日本とアメリカを繋ぐ新しいデザインだ。国内からのセレクトは、静岡県森町に築窯する臼田陶房の器だ。神秘的で深みのある瑠璃色で、ターコイズに比肩する美しさを誇る。チャオパニックカントリーモールのコンセプトにある、作り手の温もりが感じられる、10年後にはヴィンテージになるであろう品である。


「でもさ、ヴィンテージは磨いちゃダメだよね。やっぱり歴史の重みと味を味わってほしいので」。

1800年代後半製のナバホ族のブレスレットを磨いてしまったことを後悔していると熊谷氏は笑ったが、ピカピカに輝くそのブレスレットは、その日、彼の右腕に嵌められていた。ターコイズのリングとバングル、ナジャまでも思いのままに身に着けた彼が自由にジュエリーを楽しんでいる様子に大人の余裕が伺えた。

「チャオパニックカントリーモール」ポップアップショップ
□10月18日(水)~11月14日(火)
□メンズ館7階=オーセンティック カジュアル

Text:Ikeda Yasuyuki
Photo:Suzuki Shimpei

*価格はすべて、税込です。

お問い合わせ
メンズ館7階=オーセンティック カジュアル
03‐3352-1111(大代表)