2017.05.30 update

「脱・カッタウェイ」宣言──個性的かつ多彩なインナーの着こなしをバイヤーが解説(1/3)

「日本の男性はイタリア人と同じくらいシャツ好きです。ジャケットやパンツのデザインが多様化してきている今シーズン、そろそろカッタウェイのシャツから一歩先へ」というのはバイヤーの山浦勇樹。メンズ館5階=ビジネスクロージングには、新しい襟型やディテールに凝ったシャツがラインナップ。「ベースはクラシックなので、それほど難易度は高くありません」という説明する。


メンズ館5階=ビジネスクロージング担当バイヤーの山浦勇樹

"チーム・ナポリ"系のジャケットやスーツに合わせたいドレスシャツ


人の手がしっかりと入ったジャケットやパンツに合わせたいのはドレッシーなシャツ。今シーズンのイチ推しは、“価格と価値のバランス”がとれたイタリア・ナポリのカミチェリア(シャツメーカー)の<Vanacore/ヴァナコーレ>だ。


<ヴァナコーレ>

タブカラーシャツ 29,160円


<ヴァナコーレ>

セミワイドシャツ 29,160円

今シーズンは、タブカラーとセミワイドの2型を展開。ドレッシーなジャケットやスーツにタイドアップして着こなしを楽しめる。

ハンドのシャツは値段が高騰していますが、<ヴァナコーレ>のシャツは9ポイント(アームホール、襟、ヨーク、カフス、前立て、ボタンホール、釦付け、閂留め、ガゼット)がハンドメイドで、生地は、世界のトップブランドに愛されるシャツ生地「カンクリーニ」。さらに貝の厚いボタン使っていて、このプライスは、実に魅力的。