仕上がりをじっくり見てほしい、“チーム・ナポリ”の醍醐味


バイヤー曰く“プライスと作り”のバランスが良く、個人的にも肩から首への流れるような“のぼり”がきれいで気に入っているのが、イタリア・ナポリの<De Petrillo/デ ペトリロ>。ナポリの伝説的なサルトリアで修行し、ナポリならではのテーラリングを駆使した着心地から、「サルトに近いファクトリー」という評価を得ている。


<デ・ペトリロ>

ジャケット153,900円


<デ・ペトリロ>

ジャケット113,400円

ハンドの工程も含めて作りの良さはもちろん、肩のつけ方が柔らかく、モダンさが加わっているのが特筆すべきポイント。色出しや使用している生地も独特で、男の色気を上手に演出している。こういった新進のファクトリーブランドも含めて、ナポリにあるブランドを“チーム・ナポリ”として注目している。


<パルテノペ>

ジャケット 88,560円


<パルテノペ>

ジャケット 88,560円

また、“チーム・ナポリ”としてご紹介したいファクトリーブランドが<PARTHENOPE/パルテノペ>。この春に新たに導入したブランドだが、新しいもの作りにチャレンジしていて、店頭でもお客さまから「こんなの最近見たことないね!」と新鮮に映っているよう。

ナポリスタイルを親子三代引き継いでいて、“サルトの良さをファクトリーで落とし込む”ことに長け、肩のつけ方やのぼりが上手。ジャケットは肩周りから袖のつけ方で見栄えが大きく変わってきているが、今春夏はコンケーブ(盛り上がった肩の付け方)して、さらにシワ感まで味になる肩が特徴となっている。

盛り上がった肩や、のぼりを邪魔しない高いゴージライン、ワイドなラペルなど、どれも意欲的で、夏にも涼しく着られる強撚(きょうねん)系の生地もぜひ触って確かめていただきたい。

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