2017.03.23 update

バイヤー山浦勇樹が語る"Effortless Suit"──コンフォートな着心地にブランドの個性を掛け合わせた新世代スーツが登場(1/6)

“ノームコア=究極の普通”の進化の先にあったのは、“エフォートレス=無理のない、肩肘張らない”なおしゃれ。今春夏は、頑張りすぎず、ヌケ感やこなれ感がある着こなしがスーツスタイルにも多く見られて、その主役になるのが「エフォートレススーツ」。メンズ館5階=ビジネス クロージングや4階=インターナショナル ラグジュアリーで展開するエフォートレススーツを担当するバイヤーの山浦勇樹がご案内します。


コットンスーツを着て、インナーを変えて、新しい風を楽しもう


旬のドレスアイテムをご紹介するメンズ館4・5階で、今シーズンのテーマとしてフォーカスするのが「エフォートレススーツ」です。休日にブルゾンではなく、ジャケットを着る人が増えてきていますが、この春夏は、ジャケットをより快適に着こなせる“ラグランスリーブ、ルーズフィット、ベルトレス、ファンクショナブル”などのディテールが数多く登場。クラシックな作りにブランドの個性が際立ちます。

「エフォートレススーツ」で特にお薦めしたいのが、春夏の代表的な素材のコットンで、リネン混やシアサッカーが着たくなる盛夏前までお楽しみいただけます。バリエーション豊富に揃ったコットンスーツを、ぜひご覧ください。


“ヌケ感、こなれ感”を表現して、スーツでリラックス感を演出


スーツを手にとって見ていただきたいのは、ジャケットの肩付けやパンツのディテールの“サルトリアテイスト”。コットン素材に美しい手仕事が随所に感じられて、エレガントな雰囲気が香ります。そしてそんなコットンスーツの着こなしの緊張度を解くのが、インナーの変化。

春夏らしくニットポロやリネン素材の半袖クルーニット、ボートネックのカットソーなどに、バンダナをちょっと首に巻いてみるなど、ピッティ・イマジネ・ウオモのスナップなどを参考にして、上手に“ヌケ感、こなれ感”を演出してください。