2016.12.12 update

【対談】ニコライ バーグマン×バイヤー 金子晋也|<ニコライ バーグマン フラワーズ & デザイン>で彩る特別なクリスマス(1/3)

人生を豊かにするモノ・コトをシェアする場所、メンズ館8階=チャーリー・ヴァイスのクリスマスは、“チャーリーの自慢の友人”であるデンマーク出身のニコライ・バーグマン氏がプロデュース。12月14日(水)から、ミニツリー、ラウンド型バスケット、ミニリースをベースに、お好みのオーナメントを足して華やかに個性的に仕上げる“オリジナルクリスマスアレンジメント=パーソナルオーダー”ができる「クリスマスステーション」がオープンします。


ニコライ・バーグマン氏が語る、デンマークのクリスマス


メンズ館8階=チャーリー・ヴァイス担当バイヤーの金子晋也が、「デンマークのクリスマスはどんな過ごし方ですか?」とニコライ氏に尋ねると、「金子さんが想像しているような、映画みたいなクリスマスですよ」との答え。

ニコライ 家族で過ごす“クリスマス本番”は24日です。デンマークでは24日から26日までが国民の祝日です。
金子 日本でも家族と過ごすクリスマスが増えてきていますが、24日はどういう一日ですか?
ニコライ 朝ゆっくり起きて、朝食を食べてから教会へ行きます。牧師さんがクリスマスの物語を語ったり、みんなでクリスマスソングを歌ったりします。教会にお墓があれば、お墓参りもしますね。それから家に帰って、夜6時ぐらいから家族や親戚が集まって食事をします。
金子 親戚も集うんですか?
ニコライ たとえば今年はお母さんの親や家族と一緒なら、来年はお父さんの親戚の方と過ごすというシフトみたいな習わしがありますね。私はおじいさんが立派なりんご園をやっていたので、クリスマスは毎年そこで過ごしました。


クリスマスは、“ヒュッゲをする=心地いい時間を過ごす”大切なイベント


金子 夜の食事のあとはどう過ごすのですか?
ニコライ 食事のあとはクリスマスツリーを囲んで、キャンドルが灯ったツリーの周りを手を繋いで歩きながらクリスマスの歌『またクリスマスがやって来た』などを歌って盛り上がります。
金子 ほんとに映画のようですね。
ニコライ それからツリーを囲んで座って、コーヒーやお菓子を食べながらゲームをして、いよいよプレゼントタイムになります。ツリーの下に皆が用意したプレゼントがあって、それを各々に渡していく光景は、デンマークでは“ヒュッゲな時間(Hygge=心地良い)”と言って、本当に素敵です。
金子 家族みんなで食事をして楽しく過ごす文化がデンマークにはあるんですね。
ニコライ 24日が終わると、25日は、24日と違う方の親戚とランチをし、26日は家族だけ、もしくは友達同士とランチします。そうすると、「27日はもうご飯はいらない」って感じ(笑)。そして、27日から1月1日までは会社がほとんどお休みになります。
金子 年末のそういう雰囲気ってどんな感じですか?
ニコライ 日本のお正月に近い感じですよ。

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