独りの時の過ごし方



「島地さんは独りの時はどう過ごされてますか?」

本日はあるお客さまからの質問で、独りの時間の過ごし方について盛り上がりましたのでその時のエピソードをご紹介します。


「そうですね、原稿がひと段落した時なんかは、好きな音楽を聴いたり、好きな本を読んだり、あとはシングルモルトやシガー、パイプを愉しんでるかな。」

「広尾の本店にはたくさんのお酒があるんですよね?ついつい深酒になったりしないですか?」


島地氏はお酒を一口飲むと、

「稀にそういう時もあるが、人は独りのときこそ慎むべきだ。自制を保たなきゃね。」

するとお客さまは

「そうですね。私は休みの前日なんかはついつい自制を保てないもので。」と照れ笑いをされていました。


島地氏はうなずきながら「自宅だから安心してしまうんでしょう。そういう時は、なにか夢中になれるものを読むといいよ。」


ここで少し沈黙。そのとき島地氏は何かを思い出したようです。


「そうだ。お客さまは私のメルマガは登録されてますか?もしまだなら是非登録してください。月額千円で毎週火曜日に私のエッセイが送られてきます。
ページを開くとここに飾ってある宇野亜喜良さんの画がトップに出てくる。ちゃんと私の顔も描いてある。もちろんバックナンバーも読めるから、独りの時はこれを読んで愉しんでください。」





なんて宣伝上手な島地さん!
皆さんにメルマガにすぐアクセスできるURLの入ったカードを配っていました。


ちなみにみなさまは独りの時間を過ごす理想の時間帯はございますか?
今時期なら、どこからともなく花の香りがするさわやかな風が吹く昼下がり…なんて最高ではないでしょうか。

読書も良いですが、島地氏のエッセイもぜひ読んでみてくださいね。


今週の格言
人は一人のときこそ慎むべきである




今週のお酒は、ラガヴーリン16年。アイラ島が誇る荘厳なる一品。ピート、海藻、ウッド、フルーツの複雑な香味で島の名を世界中に知らしめたモルトです。


撮影:上原義雄


プロフィール - 島地勝彦


メンズ館8階=イセタンメンズレジデンス<サロン ド シマジ>のプロデューサー。1941年生まれ。青山学院大学卒業後、集英社に入社。「週刊プレイボーイ」に配属され、1983年に同紙編集長に就任、柴田 錬三郎・今 東光・開高健を回答者に据えた「人生相談」で一世を風靡し100万部雑誌に育て上げる。その後、「PLAYBOY日本版」「BART」の編集長を歴任。集英社インターナショナルの代表取締役を経て、2008年に退任。現在は作家・エッセイストに転向。

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