<ドルチェ&ガッバーナ>2026-27年秋冬メンズコレクション──「THE PORTRAIT OF MAN」が描く、個としての男性像【FASHION HEADLINE】
2026-27年秋冬メンズコレクションにおいて、<DOLCE&GABBANA/ドルチェ&ガッバーナ>が掲げたテーマは「THE PORTRAIT OF MAN(ザ・ポートレート・オブ・マン)」。それは単なるシーズンテーマではなく、現代に向けた明確なマニフェストです。
グローバル化が進み、価値観やスタイルが均質化していくなかで、本コレクションはメンズウェアの中心にあらためて「個」を据え直します。男性一人ひとりを、情熱や記憶、内面の揺らぎを抱えた“ひとつの世界”として捉え、ランウェイは生きた肖像画が並ぶ現代的なギャラリーとして構成されました。そこに登場するルックの数々は、内面とスタイルが響き合う、パーソナルなセルフポートレートでもあります。
光の演出にはルネサンス絵画を想起させる感性が取り入れられ、イタリア的な陰影表現がシルエットに豊かな奥行きと感情をもたらします。随所に配された象徴的なディテールは、主張しすぎることなく、それぞれの物語を静かに映し出します。
テーラリングは本コレクションの核でありながら、形式に縛られることなく、表現の手段として機能しています。肩のフォルムは個性を際立たせ、構築的なラインは意志を映し出し、素材や質感は記憶や存在感を物語ります。深みのあるベルベット、緻密なウール、マットなシルク、そして現代的なブロケードまで、多彩な素材が用いられ、装いそのものが自身の在り方を語ります。
ショーは複数のマイクロ・ユニバースによるシークエンスとして展開され、それぞれ異なる「男性の肖像」が描かれました。内省的に思考を深める人物、創造性に満ちたヴィジョナリー、地中海的な官能性を湛えた存在、構造的思考を重んじる合理主義者、理想を追い求めるロマンチスト──型にはまることのない人間らしさが、多層的に表現されています。
「THE PORTRAIT OF MAN」は、パーソナルなスタイルこそが究極の個性表現であることを示すコレクションです。画一化が進む時代にあって、エレガントでありながら自分らしさを大切にする装いを、<ドルチェ&ガッバーナ>はあらためて提示します。
男性の在り方に、ひとつの正解はありません。その無数の可能性すべてが、描かれるにふさわしい「肖像」なのです。
*本記事の内容は1月23日(金)現在、店頭でお取り扱いのない商品の情報を掲載しています。
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