＜HAMILTON/ハミルトン＞｜LED 式デジタルウォッチ「ハミルトン パルサー」が「ハミルトン PSR」として復活！
- 08.12 Wed -08.25 Tue
- 本館5階＝ウォッチ/プロモ―ション
デジタルウォッチの元祖「ハミルトン パルサー」は、スペースエイジを代表するマスターピースの一つだ。登場当時、その革新的なテクノロジーの誕生は、ジャック・ニコルソン、エルトン・ジョン、キース・リチャーズなど多くのセレブリティやファッショニスタを虜にし、熱狂的な支持を集めた。「ハミルトン パルサー」の誕生から 50 周年を迎える 2020 年、そのスタイルが「ハミルトン PSR」として蘇る。
本館5階＝ウォッチ/プロモーションでは、8月12日（水）から8月25日（火）までの期間＜ハミルトン＞フェアを開催し、復活を遂げた革新的なモデルにフューチャーする。
1973年発表の「P2」
1970 年 5 月 6 日は、時計史において、歴史的な日の一つだ。この日、ニューヨークで開かれた記者会見で＜ハミルトン＞は当時史上初の LED 式デジタルウォッチを披露した。高精度の周波数でパルス状の電波を放射する中性子星の名前から「ハミルトン パルサー」と名付けられたこの時計は、可動部品がなく、時刻を刻む音もせず、革新的な耐久性と精度を備え、SF の世界が現実になったかのようなインパクトを人々に与えた。
1972 年に発売された「ハミルトン パルサー」の初期モデル「P1」は、高度なテクノロジーにふさわしく、フューチャリスティックなデザインで人々を魅了した。スペースエイジのバイブス溢れるアヴァンギャルドなクッション型ケースと、K18のイエローゴールドブレスレットを備えたこのモデルは、当時の自動車 1 台分に相当する 2,100 US ドルという価格にも関わらず、その希少性、革新性から数多くのセレブリティがこぞって買い求めた。400 本しか製造されなかったこのモデルの 1 本をいち早く手にした一人に、エルヴィス・プレスリーがその名を連ねている。
翌年には、本格的な一般販売を開始。1973 年発表の「P2」は、丸みを帯びたステンレススチールケースと、改良されたチップモジュールを搭載し、デジタルウォッチ市場を開拓。商業的にも大きな成功を収めた。キース・リチャーズ、エルトン・ジョン、ジョー・フレージャー、ジョヴァンニ・アニェッリ、そしてアメリカ合衆国大統領ジェラルド・フォードも「P2」を愛用していたことで知られている。
「ハミルトンPSR」 99,000円
「P1」誕生から 50 周年を迎える 2020 年、「ハミルトン PSR」として蘇る新たなモデルは、ステンレススティールモデルと、1970 本限定のイエローゴールドPVDモデルの2種類。
デザインは 1973 年発売の「P2」をベースにし、アイコニックな幅広のクッション型ケースを再現。当時と同じケースサイズを採用している。風防はルビーからサファイアクリスタルにアップデートしながらも、オリジナルモデルと同じ立体的なフォルムにレトロフューチャーなフィーリングが漂う。
歴史的モデルの踏襲をするだけでなく、時刻表示のスタイルはオリジナルモデルから大きく進化を遂げた。「ハミルトン PSR」は、液晶ディスプレイと有機EL（OLED）テクノロジーを組み合わせたハイブリッドディスプレイが特徴だ。液晶ディスプレイにより常時点灯を実現。有機 ELを組み合わせることでケース右横のボタン操作によってドットからなる赤いLEDが発光する。二つのテクノロジーの融合により、ディスプレイのエネルギー消費量を抑えることに成功した。
残念ながら、イエローゴールドPVDモデルに関してはすでに完売してしまっているが、ステンレススティールモデルは予約受付可能。プロモーションにあわせ、＜ハミルトン＞の歴代のアーカイブモデルなども展示されるため、ぜひあわせてチェックしてほしい。
- 8月12日（水）～25日（火）
- 本館5階＝ウォッチ/プロモ―ション
