「9ホール貸切レッスン」コースデビューを終えて


――酷暑の中、水分を摂って、塩タブレットを舐めながらのレッスン、お疲れさまでした。

太田 春の「コース体験会」で行った河川敷コースは“怖いモノ知らず”でできましたが、今日は珍しく緊張しました(笑)。立派な良いコースですね。

――前半に練習、その後にラウンドプレーでしたが、いかがでしたか。

太田 山内が「後続組に急かされることなく」と言っていましたが、自分は初コースだったので、その意味がよく分かりませんでしたが(笑)、ゆっくりコースを味わうことはできました。

――メンズ館屋上での練習とやはり違いますよね。

太田 7番アイアンは最初から練習しているのでちょっと自信を持って振れますが、あとの番手のアイアンやフェアウェイウッドは握ったこともないので、やっぱり練習していないクラブは全然ダメですね。

――アプローチはどうですか?

太田 バンカーの練習もしましたが、サンドウェッジは苦手です。(苦笑)


――なるほど(笑)。コースを回ってみて、“ゴルフ”が少しは分かってきましたか。

太田 こんなに広いのにボール1個に集中しなければならないというのは、ある意味で“禅”の世界に通じるものがありますね。サッカーやラグビーを“発散するスポーツ”だとすると、ゴルフは気持ちを切らしてはいけない“対峙するスポーツ”なんだなと。それとゴルフコースは上手く設計されていますが、ボールを一度しか打てないから、18ホール全部敵のように感じてしまいます(苦笑)
ゴルフは、ポジティブシンキングが一番大事で、コツをつかむのが重要なことが分かりました。「ゴルフの敵は余分な力」だということも。

――「余分な力」とは?


太田 「欲との戦い」ですね。飛ばしたい、近づけたい、入れたい、良いスコアを出したい、あとは女のコにモテたいとか。
自分が楽しめるまでゴルフをしたいと思いました。今年の12月には7階のゴルフグッズのメンバーとコースを回れるぐらいには絶対なります!

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