2017.05.24 update

【オープンレポート】<ISETAN MEN'S×RAGTAG>|クリエイションの価値を繋ぎ、輪を広げ、後世に伝えていく新しい試み

新宿の中心で“ファッション愛”を叫ぶ――目指すのは、同じファッションを扱いながら、業態の垣根を双方が超えることから始まる新しいファッションサイクルの実現。イセタンメンズとユーズドセレクトショップRAGTAG(ラグタグ)の“意外な組み合わせ”の協業のニュースは、ファッション業界からさまざまな反応を巻き起こしながら、5月17日(水)にスタート。同30日(火)まで、時代が移り変わっても決して廃れず、ずっと生き続けていく服=UNDEADSTOCK(アンデッドストック)を販売する。


自分たちの想いを伝えるのには最高の相手で、最高の場


イセタンメンズ×ラグタグのポップアップショップ「UNDEADSTOCK COLLECTION」は、伊勢丹新宿店イセタンウェスト2にて開催。1階の販売スペースと、2階の買取スペース(買取受付は1Fにて承ります)の2フロア構成となっている。

オープンに立ち会ったラグタグを運営する株式会社ティンパンアレイ代表取締役の平野大輔氏は、「伊勢丹新宿店メンズ館は、世界を代表するメンズブランドを扱う最高峰の館。商品・サービスを含めて、ファッションの楽しさを発信し、“ファッション愛”が実現できているお店だなと思っています。ラグタグが行っている“リユース”にはまだまだネガティブなイメージがあり、私たちはそれを変えたくて前に進んでいますが、百貨店とはハードルが高くて、協業は実現できると思っていませんでした」と語る。

また、イセタンメンズ×ラグタグの話が持ち込まれたとき、ラグタグ社内では「えっ!?」という反応が圧倒的で、「百貨店との協業というだけで異例なのに、ましてやイセタンメンズとだなんて、と社内のざわつきは凄かったです」と平野氏。「リユース市場を開拓している私たちにとって、イセタンメンズとの取り組みは、自分たちの想いを伝えるのに最高の相手で、最高の場でした」と続けた。



作り手の想いを、届け手である私たちの想いとともに伝えたい


平野氏は、ラグタグが協業に踏み切った経緯として、「ファッションの価値と価格のバランスをシビアに考える方が非常に多くなってきていますが、新品も中古も関係なく、“本当にいいものを着て楽しむ”というのが、今回のコラボをきっかけに広がってほしいと思ったからです」と語り、さらに、「今はSNSなどを通じて情報は多いですが、ブランドの想いを熟知している、届け手としてのイセタンメンズとラグタグが、こうしてお客さまに正しく伝えていくことは、今とても重要なことです」と続ける。

「ポップアップショップの開催が近づいて、お客さまの期待に応えたいと強く思うようになりました」という平野氏は、「商品はすべて1点モノなので、どんな商品との出会いがあるか、期間中何度も足をお運びください」とメッセージを送った。



次世代のファッションを担うブランドを期待を込めてセレクト


UNDEADSTOCK COLLECTIONは、今後、東京から生まれたファッションとして、後世まで語られるであろうブランドを集約したと、ポップアップの指揮を執る三越伊勢丹バイヤーの石田修平が言うように、ファッション性だけではなく、縫製や細部にもこだわった「いいものを、長く」着て愛せるブランドをラインナップ。

「作り手のクリエイションの素晴らしさはもちろん、素材感やボリュームなどシーズンを超えたコーディネートで着こなしを楽しんでほしい」と期待を込めた。

<ISETAN MEN'S×RAGTAG>「UNDEADSTOCK COLLECTION」
□5月17日(水)~30日(火)*最終日6時終了
□イセタンウェスト2 1・2階

【お買取りの注意事項】
*基準により承れないブランド・アイテムがございます。
*現住所が確認出来る身分証をお持ちください。(運転免許証、健康保険証、パスポートなど)
*18歳未満の方は保護者同意書が必要となります。

詳しくは係員におたずねください。

お問い合わせ
メンズ館2階=インターナショナル クリエーターズ
03-3352-1111(大代表)