<シャイノラ>社 ジャックス・パニース社長は、マーケティングプロモーション会社、子ども向けオンライン会社などを経て、<シャイノラ>の初代社長に就任した。

 


左・中/「ランウェル クロノ」各122,040円 ご購入はこちらから
右/「ランウェル」89,640円 ご購入はこちらから

ユニークな特徴を持ち、ストーリーテリングができる腕時計


――<シャイノラ>から声をかけられたときはどう思いましたか?

とても光栄に思いました。新しいモノを創造することに関われるワクワク感と、デトロイトに行けること。自分自身の人生観と<シャイノラ>の価値観が共鳴する部分があって、心一つにしてやっていけるのではないかと思いました。<シャイノラ>は現在、世界中に600名ほどのスタッフがいますが、その一人であることを光栄に思っています。

――今、あなたがしている腕時計ももちろん<シャイノラ>ですよね。

今日つけている時計は、未発売のプロトタイプですが、普段は<シャイノラ>で最初に作られたウオッチシリーズ「Runwell(ランウェル)」のストップウォッチ付きクロノグラフを愛用しています。


――<シャイノラ>の腕時計のセールスポイントを教えてください。

強調したいのは品質の高さと、「リミテッドライフタイムギャランティ」です。<シャイノラ>の腕時計には、人間が愛情と心と魂を込めて作った豊かなストーリーと歴史があり、各モデルには使用の目的がきちんとあります。

――腕時計にはどんなメッセージが込められていますか?

まずお伝えしたいのは、「使い捨ての時代は終わった」ということです。腕時計のリューズ一つ、文字盤、レザーストラップまでスイスと同水準の技術による最高の価値を提供するものであり、さらに、手が届く範囲(アフォーダブル)で長く愛用できる相棒といえます。


左/「ランウェル」89,640円 ご購入はこちらから
右「ランウェル クロノ」122,040円 ご購入はこちらから


左/「ランウェル クロノ」129,600円 ご購入はこちらから
中/「ランウェル」97,200円 ご購入はこちらから
右/「ランウェル」97,200円 ご購入はこちらから


「誰が、どこで、どうしてこの商品を作ったか」に答えられる透明性


――2016年1月にデトロイトのモーターショーを訪れたオバマ前大統領の左腕に、<シャイノラ>のクロノグラフが巻かれていて話題になりました。

私たちにとって、非常に名誉なことでしたね。誇りを感じ、光栄に思いました。実はクリントン元大統領もファンなんですよ。

――アメリカでの「お客さまの声」はどんなものがありますか。

腕時計に関しては、大変上々の評判で好ましい声を多くいただいています。今のアメリカの消費者は、商品に対して「いつ、誰が、どこで、何のためにこれを作ったのか」という透明性を要求するほど、消費に対しての意欲が高い。そして<シャイノラ>はそのすべてのストーリーを伝えることができます。

私たちは2013年3月に<シャイノラ>が最初に作った自転車の名前から付けた腕時計のファーストモデル「Runwell(ランウェル)」を2500個限定でオンラインで発売しました。


「ランブラー」141,400円
ご購入はこちらから

「ランウェル」89,640円
ご購入はこちらから

――お店を持つ以前なので、オンライン発売だったんですね。


はい。オンラインのみなので、誰も実物を見たことも、手に取ったこともない状況だったのに、2500個が8日間で売り切れました。それは、商品の背景にあるストーリーに共感していただけたものと、大きな自信になりました。

――これからスイス製腕時計とどう戦っていきますか?

<シャイノラ>には商品が持つストーリーとミッションがあります。デトロイトの製造文化から生まれた高品質でユニークな腕時計を広めていきたい。