「オフィスカジュアル」基本の選び方やNG例、着回し術を伊勢丹新宿店メンズアテンダントが解説
「オフィスカジュアルって、結局何を着ればいいのか分からない」。
そんな迷いを抱えたまま、毎朝クローゼットの前で立ち止まっていませんか。
とくに残暑が続く8月末から9月は、暑さに対応しながら秋らしさも意識したい難しい季節です。
伊勢丹新宿店メンズアテンダントが、オフィスカジュアルの基本をわかりやすく解説します。
同じアイテムでも、素材やデザインにこだわることで、より上品で洗練された印象に見せることができます。
この記事では、30〜40代のビジネスマンが押さえておきたい、基本ルール、NG例、アイテム選び、季節の切り替え方、着回しのポイントまでをご紹介。
読み終えるころには、自分の職場に合ったオフィスカジュアルの軸が見えてくるはずです。
オフィスカジュアルの基本ルールとNG例
「オフィスカジュアル」とは、カジュアルな要素を取り入れながらも、ビジネスの場にふさわしい「きちんと感」を保った服装のことです。内勤であってもくだけすぎた装いは好ましくありません。会社の規定や職場の雰囲気に合わせることが前提ですが、カジュアルなアイテムを上手に使って、周囲の人に好感を持たれ、清潔感のある印象を与える装いを心がけましょう。
■オフィスカジュアルの3大原則
どれだけ高価なアイテムを揃えても、以下の3点が崩れると「残念な印象」になります。三越伊勢丹が提案する「清潔感」のあるオフィスカジュアルは、単に洗濯された服を着ることではありません。誠実さ、上品さ、信頼感が伝わるように、服の状態はもちろん、サイズ感や全体の見え方まで整っていることが大切です。髪型・爪・靴などの身だしなみも含めて、全体で清潔に見えるかを意識しましょう。
| 原則 | ポイント |
|---|---|
| 清潔感 | シワ・毛玉・黄ばみ・汚れは避ける。色使いや素材感を含めて、全体が整って見えること |
| サイズ感 | 大きすぎ・小さすぎはNG。肩幅・着丈・袖丈が合っていることが重要。 |
| シルエット | 全体で細すぎず、ゆるすぎず。上下のバランスを意識する。 |
■職場ごとの服装傾向に合わせることも大切
オフィスカジュアルは、職場や業界によって求められる服装の傾向が異なることもあります。ご自身の職場や、その日の予定に合わせて調整することが、失敗しない着こなしの基本です。例えばお取引先や顧客との商談では、比較的きちんと感のある装いが求められます。一方で、社内勤務中は自由度が高い傾向がありますが、どの職場でもだらしなく見えないことは共通の条件です。
| タイプ | 職場(シーン)の目安 | 服装の目安 |
|---|---|---|
| A(スーツ寄り) | 大事な商談・外回りなど | ジャケット推奨。シャツ+スラックスが基本 |
| B(標準) | 社内ミーティングなど | ジャケットは状況次第。チノパンやニットも可 |
| C(カジュアル寄り) | 内勤・テレワークなど | 自由度は高い。ただし清潔感とサイズ感に注意が必要 |
■避けたい「オフィスカジュアル」NG例
「オフィスカジュアル」の“カジュアル”に寄りすぎると、仕事の場にふさわしくない印象になります。特に次のようなアイテムや着こなしは避けましょう。
オフィスカジュアルで大切なのは、派手さではなく整って見えることです。まずはこの基本ルールを押さえるだけで、印象は大きく変わります。
| NG例 | 問題点 | 代替案 |
|---|---|---|
| ジャケットの肩が落ちている | 全体がだらしなく見える | 自分の肩幅に合ったものを最優先に選ぶ |
| パンツの裾がだぶついている | 全体がルーズに見える | 購入時に丈を確認し、必要に応じて裾直しをする |
| プリントTシャツ・ショートパンツ・サンダル等の軽装アイテム | カジュアルすぎて職場では「手抜き」に映りやすい | 無地の高品質Tシャツをインナーに使う ビジネスの場にふさわしく、足元の肌の露出面積は最低限に |
| ダメージ加工デニム | 傷や色落ちが清潔感を損なう | 濃色のストレートデニムにする |
| くたびれたスニーカー | 汚れ・黄ばみが目立つと清潔感を損なう | 定期的にケアするか買い替える |
アイテム別に解説!「オフィスカジュアル」の選び方
➀ジャケット:セットアップと単品使いの選び方
ジャケットは、オフィスカジュアルの中でもきちんと感と品格を引き上げる基本アイテムです。
1枚羽織るだけで全体が整って見え、急な来客や商談にも対応しやすくなります。
■セットアップ
上下が同素材でそろうため、着こなしが決まりやすく、失敗しにくいのが魅力です。
全体にまとまりが出やすく、まず1着持っておくと安心です。
■単品ジャケット
スラックスやチノパンツと組み合わせやすく、上下の色や素材を自由に組み合わせられる分、着回しの幅が広いのが強みです。少し軽やかな印象にしたいときにも使いやすいアイテムです。
ジャケット選びでは、肩まわりのフィット感とシルエットが大切。肩が落ちすぎないことを基本に、着丈や袖丈も確認しながら選びましょう。
8月末から9月上旬は、暑さは残るものの、見た目は秋らしく整えたい時期です。 そんな時期は、軽さと季節感の両方を意識して素材を選ぶのがおすすめです。
■リネン混・コットンジャケット
残暑の時期にも使いやすく、軽やかな印象です。
■薄手のウール混・ポリエステル混ジャケット
9月以降に使いやすく、きちんと感が出しやすい素材です。
■ニットジャケット
カジュアル感とリラックス感を両立しながら品よく見せたいときに便利です。
②トップスの選び方とインナー使い
「オフィスカジュアル」のトップスは、アイテムごとの「緊張度」の違いを意識して使い分けるのが基本です。30〜40代のビジネスマンは、シャツやポロシャツを中心にしながら、その日の予定や職場の雰囲気に応じて、ニットやTシャツを取り入れるとバランスよくまとまります。「緊張度」の目安は、次の順番で考えるとわかりやすくなります。
シャツはきちんと感が出しやすく、ポロシャツはほどよくリラックスした印象に仕上がります。
ハイゲージニットは季節の変わり目に使いやすく、Tシャツはカジュアル度が高いので主にジャケットのインナーとして取り入れるのが安心です。
■シャツの着方のポイント
ネクタイなしでシャツを着る場合は、第一ボタンを外して、襟元を整えることが大切です。襟が崩れていると清潔感が損なわれやすいため、ボタンダウン衿やアイロンがけで形を保つと安心です。
白シャツを着るときは、透け対策も大切です。
インナーはベージュまたはグレーのUネックやVネックを選ぶと、透けにくく、見た目もすっきりします。
涼しさと見た目のきちんと感を両立できる素材を選ぶのがおすすめです。
オックスフォードシャツ
コットンの通気性があり、残暑の時期にも着やすい定番。白やサックスブルーは特に使いやすい色です。
ポロシャツ(カノコ・天竺素材)
ジャケットとの相性がよく、暑さの残る時期でも取り入れやすいアイテムです。
薄手のハイゲージニット
9月以降に活躍しやすく、コットン混やシルク混なら重たく見えにくくなります。
③ボトムスは素材とシルエットで選ぶ
トップスやジャケットが整っていても、パンツの素材感や丈感が合っていないと、全体がラフに見えたり、だらしなく見えたりすることがあります。
まずは、場面に合う素材を選び、サイズとシルエットを整えることが大切です。
| 素材 | シーンの目安 | ポイント |
|---|---|---|
| ウールスラックス(薄手) | 取引先との打ち合わせ、会議、商談 | きちんと感を出したい場面に向いており、9月以降に特に使いやすい。 |
| コットンチノパンツ | 日常のオフィス、社内業務 | ジャケットと合わせると、ほどよくきれいめに見える |
| 機能素材パンツ | 長時間のデスクワーク、出張 | 動きやすく扱いやすい。カジュアルすぎず質感のよいものを選ぶことが大切 |
| デニム | カジュアル可の職場限定 | 濃い色のストレートが基本。ダメージ加工はNG |
■サイズとシルエットの基本
ボトムスは、裾が長すぎないことと脚のラインがすっきり見えることが重要です。・シルエット:ストレートからテーパード寄りのシルエットがすっきり見えやすく、オフィスカジュアルにもなじみやすい。
・裾丈:くるぶしから甲の間くらいが目安。
④足元:革靴・スニーカーの選び方
オフィスカジュアルの足元は、服装の傾向やその日の予定に合わせて選ぶことが基本です。
きちんと見せたい日は革靴、自由度の高い職場ではレザースニーカーも選択肢になります。
| シューズ | 合わせるスタイル | ポイント |
|---|---|---|
| ダービー(外羽根) | セットアップ・商談シーン | よりきちんとした印象を作りやすい。 革の手入れまで含めて整えておきたい。 |
| ローファー(革・スエード) | ジャケット+スラックス | 汎用性が高く、オフィスカジュアルの定番。 9月以降はスエードも取り入れやすい。 |
| レザースニーカー | カジュアルなオフィス | シンプルで清潔感のあるものが基本。 厚底やスポーティすぎるデザインは避ける。 |
革靴もスニーカーも、デザインだけでなく、日頃の手入れまで含めて選ぶことが印象を整えるポイントになります。
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⑤小物と色使いで、印象を整える
オフィスカジュアルは、服だけでなく、色選びや小物づかいも印象を左右します。派手さを加えるより、服装になじむものを選んで全体を整えることが、自然に洗練された印象につながります。
時計:主張の強すぎない、シンプルなデザインが合わせやすく便利です。
バッグ:A4が入るトートバッグや薄型のブリーフケースが使いやすく、全体の印象も整えやすくなります。
色使い:ネイビー、グレー、ベージュ、ホワイトなどのベーシックカラーを中心に、全体を3色前後にまとめるとすっきり見えます。
柄:無地を基本に、取り入れる場合も控えめにすると、オフィスカジュアルになじみやすくなります。
季節別「オフィスカジュアル」アイテム選びポイント解説
オフィスカジュアルの季節感は、単に気温に合わせるだけではなく、見た目の上品さをどう整えるかが大切です。素材で快適さを、色で季節感を整えることで、無理なく洗練された印象につなげることをおすすめします。特に季節の変わり目は、着心地と見た目のバランスを意識することで、装いに自然な品が生まれます。
■季節ごとの選び方の目安
| 季節 | 素材のポイント | 色選びのポイント |
|---|---|---|
| 春(3〜5月) | 軽やかで柔らかいコットンや薄手素材 (コットン・リネン混) | 明るめのネイビー、ブルー、ベージュ |
| 初夏(6〜8月上旬) | 通気性、速乾性、軽量感のある素材 (コットンボイル・麻) | ホワイト、ライトブルー、グレー |
| 晩夏〜初秋(8月末〜9月) | 涼しさを保ちながら、季節の移ろいを感じる質感(トロピカルウール・薄手コットンリネン) | ネイビー、グレー、ベージュ、アースカラー |
| 秋(10〜11月) | ほどよい厚みと落ち着いた表情のある素材(ウール・フランネル) | ブラウン、カーキ、バーガンディ |
| 冬(12〜2月) | 保温性と重ね着のしやすさを備えた素材 (ツイード・メルトン・フリース混) | ダークトーンを中心に、小物で軽さを加える |
・気温が高い日は、通気性のある素材を優先する。
・見た目に季節感を出したい日は、色を先に秋寄りへ切り替える。
8月末から9月は、暑さが残る一方で、少しずつ秋らしさを取り入れたい時期です。この時期は、色を秋寄りにすることから始めるのがおすすめです。白やライトブルーを、ネイビーやくすみのある落ち着いたブルー、グレーやベージュに置き換えるだけでも印象は変わります。また、素材は薄手のウール混やコットン混など、季節をつなぐアイテムを選ぶと自然です。
実践編:晩夏から秋の着回しテクニック「オフィスカジュアル」
KUCHIMOTO’S【5DAYS】5STYLES
以下の9点のアイテムを揃えることで、1週間の「オフィスカジュアル」を無駄なく着回せます。
晩夏〜初秋シーズンの1週間着回しプラン
【晩夏〜秋の着回し】基本アイテム
ジャケット
① ネイビーセットアップジャケット(素材:ウール・ポリエステル混等)
トップス
② 白オックスフォードボタンダウンシャツ(素材:コットン)
③ ライトブルーポロシャツ(素材:天竺・カノコ等)
④ グレーハイゲージニット(素材:薄手コットン混)
ボトムス
⑤ ネイビーセットアップパンツ(①とセット)
⑥ グレースラックス(素材:薄手ウール混、ストレッチ機能有、等)
⑦ ベージュチノパンツ(素材:コットンポリウレタン混等)
シューズ
⑧ ブラウンスエードローファー
⑨ 白レザースニーカー
| 曜日 | 【晩夏〜秋の着回し】コーディネート | シーン・ポイント |
|---|---|---|
| 月曜日 | ①ネイビージャケット+②白シャツ+⑤ネイビーパンツ+⑧ブラウンローファー | ★緊張度高めの週初め。会議が多い日。 セットアップで「ONモードを入れる」 |
| 火曜日 | ③ライトブルーポロ+⑥グレースラックス+⑧ブラウンローファー | 社内中心の業務日。 爽やかさと品格を両立 |
| 水曜日 | ①ネイビージャケット+④グレーニット+⑦ベージュチノパン+⑨白スニーカー | 外出(移動が多い)日・商談対応日。 ジャケット×チノ×スニーカースタイルでこなれ感 |
| 木曜日 | ②白シャツ(袖まくり)+⑥グレースラックス+⑨白スニーカー | ★リラックス度高め。デスクワーク集中日。 シャツの袖まくりでリラックス感を演出 |
| 金曜日 | ①ネイビージャケット+③ライトブルーポロ+⑦ベージュチノパンツ+⑧ブラウンローファー | 週末感を漂わせつつ品は落とさない。 シンプルベーシックな色使いで |
■着回しのコツ
ジャケット(①)とパンツ(⑤⑥⑦)を別々に動かすことで組み合わせが増えます。セットアップを「揃えて着る日」「バラして着る日」で使い分けるのが、賢い着回しの鍵です。
PICKUP COORDINATE
【Monday】
■急な取引先との商談があっても大丈夫!幅広いシーンで活躍する「オフィスカジュアル」コーデ
- ➀ネイビージャケット、⑤ネイビーパンツ(セットアップ)
② 白オックスフォードボタンダウンシャツ
⑧ ブラウンスエードローファー
ビジネスの現場では、予告なく「今日の午後、急遽取引先が来社します」という場面が必ずあります。そのときに慌てず対応できるかどうかは、「緊張度の高いシーンに適したアイテムを持っているかどうか」にかかっています。
なぜセットアップがおすすめなの?
セットアップは「スーツではないが、スーツに近い品格」を持っています。上下を揃えることで統一感が生まれ、初対面の相手に「きちんとした人」という第一印象を与えやすい。かつジャケットを外せば社内カジュアルとしても機能するため、1日の中でオンオフを切り替えられます。
セットアップを1〜2セット、特にネイビーとグレーの2色を持つと、シャツ・シューズを替えるだけで印象が大きく変わり、週の中で何度でも使い回せます。 セットアップのジャケットはテーラードのものからブルゾンタイプ、パンツはよりリラックスしたワイドなシルエットのものまで、自分のスタイリングに合ったものを取り入れると着こなしの幅も広がります。
PICKUP COORDINATE
【Thursday】
-
■デスクワーク集中日はリラックス×白シャツで引き締め
- ② 白オックスフォードボタンダウンシャツ
⑥ グレースラックス
⑨ 白レザースニーカー
ボタンダウンシャツで程よいリラックス感を保ちながら襟を確保しきちんと魅せるスタイリング。ボトムスは長時間座っていても窮屈さがなく、シワもつきにくい素材を選ぶのがおすすめ。スニーカーと合わせてより集中力を持続できるようなリラックススタイルに仕上げます。
デスクワークが多い方ほど、パンツの素材選びにこだわることをおすすめしています。見た目はスラックスと変わらないのに、ストレッチ性やシワになりにくい素材などの機能性があるパンツは、着心地と清潔感を同時に解決してくれます。試着してみると、その差が一目瞭然です。
メンズ館と手持ちの服との上手な使い分けのポイント
伊勢丹で相談するメリット:フィッティング・ブランド・サイズ提案
「自分でネットで買えばいいのでは?」という声もよく聞きます。確かに情報は手に入りやすい時代ですが、オフィスカジュアルにおいて「実際に試着して、プロに見てもらう」という体験は代替できないものがあります。①フィッティングの差は歴然
オフィスカジュアルで重要な「サイズ感」は、是非試着される事をおすすめします。特にジャケットのフィット感は、肩幅・胸囲・袖丈の三点のバランス感によって品格が作られます。伊勢丹のアテンダントは、体型に合わせたフィッティングの提案と、必要に応じてお直しの案内も行っています。
②ブランドの横断比較ができる
伊勢丹新宿店メンズ館には、国内外の多数のブランドが集まっています。予算・好み・用途に応じて複数のブランドを横断的に比較できるため、「このブランドが好き」という先入観なしに、自分に本当に合うものを見つけやすい環境が整っています。
③ コーディネート全体の視点でアドバイスが受けられる
メンズアテンダントはコーディネート全体を見渡してアドバイスするプロフェッショナルです。
パーソナルカラー診断や骨格スタイル分析®などの資格保有者も在籍しており、お客さまの魅力を引き出す提案も得意としています。
初めて伊勢丹に相談に来られる方の多くが、『全部買い替えなければいけないかと思っていた』とおっしゃいます。実際には手持ちのアイテムを活かしながら、2〜3点を入れ替えるだけで見違えるように変わるケースがほとんどです。まずは気軽に声をかけていただければ、今のクローゼットを前提にご提案します。
よくある質問に一問一答(年代別・季節別の悩み解消)
Q1. ポロシャツはオフィスカジュアルとして本当にOKですか?A. 素材と色次第でOKです。
鹿の子素材のスポーティなポロシャツはカジュアル感が強く出やすいですが、スムース素材や高密度コットンのポロシャツであれば、ネイビー・グレー・ホワイトなどのベーシックカラーを選ぶことでオフィスカジュアルとして十分成立します。スラックスやチノパンと合わせ、足元にローファーを選ぶとさらに品格が増します。
Q2. デニムはオフィスカジュアルとして使えますか?
A. 職場の文化によりますが、選び方さえ正しければ使えます。
条件は「濃い目のインディゴまたはブラック」「テーパードシルエット」「ダメージ・色落ちがないもの」の3点。さらにジャケットと合わせることで品格が上がり、多くの職場でオフィスカジュアルとして通用するコーデになります。迷う場合は、まず濃い目のインディゴから取り入れてみることをおすすめします。
Q3. 40代になったら、どんなアイテムに投資すべきですか?
A. 優先度の高い順に「ジャケット(またはセットアップ)」「革靴」「ベルト」です。
この3点は「見える部分・品格を決める部分」であり、質感が高いものを選ぶだけで着こなし全体の印象が大きく変わります。トップスやインナーは比較的リーズナブルなものでも清潔感を保てますが、ジャケットと靴だけは素材・フィット感にこだわることを強くおすすめしています。
Q4. 晩夏(8月末〜9月)のオフィスカジュアルで、具体的に何から秋に切り替えればいいですか?
A. 「色を先に秋に、素材はゆっくり秋に」が基本です。
気温がまだ高いうちは厚手素材を着ると汗をかいて清潔感が損なわれます。まず色をキャメル・ブラウン・カーキに切り替えることから始めましょう。素材の切り替えは9月後半〜10月にかけてコットン・リネン混から薄手のウール混・ポリエステル混を少しずつ取り入れていくと自然な移行ができます。
Q5. スニーカーをオフィスカジュアルに取り入れたいのですが、どんなものを選べばいいですか?
A. 「レザー素材のシンプルなスニーカー」が安全な選択です。
特に白のレザースニーカーは清潔感が高く、ジャケット・スラックス・チノパンとの相性が抜群です。スエード素材のスニーカーも秋のコーデに質感をプラスできるのでおすすめです。避けるべきは厚底のランニングシューズやスポーツブランドのアスレチック系スニーカー。これらはどんなに職場がカジュアルでも「スポーツ感」が強くなりすぎて浮きやすくなります。
Q6. メンズ館に相談しに行くとき、何か準備が必要ですか?
A. 特別な準備は不要です。ただ、「今の手持ちの服でどう変えたいか」「どんな職場でどんな場面に使いたいか」をざっくりイメージしておくと、メンズアテンダントもより具体的な提案がしやすくなります。
また、普段よく着ているシューズや時計を身につけて来店いただくと、トータルコーディネートの観点からより精度の高いご提案ができます。「何から始めればいいかわからない」という状態で来店される方も多く、そこから丁寧にご提案しますのでご安心ください。
オフィスカジュアルで重要なのは、「正解の選び方」と「正解の着こなし方」です。サイズ・素材・色のバランスという基本を押さえ、季節に合った着こなしをすること。シーンに合わせたアイテムを手元に持っておく。この3つを実践するだけで、30代・40代のビジネスマンとしての着こなしは確実に一段階上がります。迷ったときは伊勢丹新宿店メンズ館のメンズアテンダントに相談を。あなたに合わせた、最適なオフィスカジュアルを一緒に考えます。
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Text:ISETAN MEN'S net
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