近年は、おしゃれな身だしなみに敏感な男性も多く、男性用の日傘が注目されています。徐々に日差しも強くなり始めているので、この機会に男性用の日傘を取り入れてみませんか。本記事では、男性の日傘事情や、失敗しない選び方を紹介！2024年おすすめの男性用日傘もピックアップしているので「男性の日傘ってどうなの？」と悩んでいる方は参考にしてみてください。

日差しや紫外線対策には日傘が必要！男性の日傘事情を店頭スタッフが質問に答えます

Q1.日傘を使ったきっかけは？どんな時に使ってますか？

年々夏の暑さが厳しくなるので何とかしたいと思っていましたが、今年は特に紫外線対策もしたかったので日傘を使い始めました。近年男女問わず美容への関心が高まっていますが、私の周囲でも体調管理と同じような感覚で美容に関しても当たり前のように自身のケアに取り組む方が多いので、その影響が大きなきっかけです。

仕事やプライベートでも目安として日差しの強い日に10分以上歩く予定がある日には持ち歩くようにしています。傘を開いたり閉じたりするのが煩わしくなるので、短距離移動の日は持ち歩かないこともあります！

Q2.日傘を使ってよかった事は何ですか？

日傘を使い始めてからまだ日は浅いですが、早くも実感しているメリットが2つあります！

ひとつ目は、体感温度の変化です。使用するまでは半信半疑でしたが、直射日光を遮るだけで涼しさを感じます。よく炎天下で信号待ちの間、日差しを避ける為建物の日陰で待機している方を目にしますが、まさに日傘はどこにいてもその役割を担ってくれていると実感しました。

ふたつ目は、突然の雨にも対応できること。実際、天気の良い日に日傘を持って出かけた時、予期せぬ雨に見舞われましたが、絶対に濡らしたくないお気に入りのレザーバッグを見事に守ることができました。日傘は侮れないなと感じたできごとでした。

Q3.男性が日傘を使う前と使った後、感じたことはありますか

男性が日傘を使うと「恥ずかしい」とか「違和感を感じる」など、少しネガティブなイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。使うまでは自分もその一人でしたが、実際使ってみると周囲の視線が気になったり違和感を感じたりすることもなく、雨の日同様すんなり使えています。今後、日差しや暑さ対策アイテムとしてますます男性の日傘利用が増えていくのではないかと思っています。

Q4.店頭ではどんなタイプの日傘が人気ですか？

初めての方など晴れている日に傘をさすことに慣れていない初心者の方は、目立ちにくいサックスブルーといった明るい色や柄、シャンブレー織のような生地感のある素材などが人気です。

また、持ち運びに便利な折りたたみ傘も選ぶ方も多いです。折りたたみの晴雨兼用日傘は、1つ鞄に忍ばせておけば、日差しが気になる時には日傘としても使用でき、突然の雨に対応できるなど天候の変わりやすい時期に重宝します。
またビジネスシーンなどで使う場合は、スーツやジャケットの色に馴染むようなブラックやネイビーなどの落ち着いた定番カラーがおすすめです。
 

Q5.雨の日の使用は避けた方がいい？「晴雨兼用」傘の使い方のポイントは？

傘には、「雨傘」「日傘」「晴雨兼用傘」と種類があり、それぞれ仕様や特徴が異なります。「晴雨兼用傘」は雨の日も使用可能ですが、お出かけ前すでに雨が降っている場合には、雨傘を使うことをおすすめします。
また、晴雨兼用傘の多くは裏側にポリウレタンラミネートが施されたものが多く、高温多湿の環境下では生地の劣化につながる恐れがありますので、夏場の車の中など高温になる場所に長時間放置するようなことは避けましょう。
一時的な雨で晴雨兼用傘を使用した場合は、風通しの良い場所で開いた状態で陰干しをしてしっかり乾かしてから収納することが長持ちさせるポイントです。

Q6.男性用の日傘のお手入れはどのようにしますか？

日傘が濡れてしまったり汚れてしまったりした際は、しっかりお手入れすると長持ちします。晴雨兼用傘を濡れたまま放置すると、生地の変色やサビの原因になるので、開いたまま陰干しして乾かしてから畳むようにしましょう。
ほかにも、濡らして固く絞った布やスポンジで汚れをふき取ると長持ちしやすくなります*。

男性用の日傘の選び方

ここからは、日傘を使ってみたいという方のために、男性用の日傘の選び方のポイントを紹介します。どれを選んだらいいのか分からない方は、ぜひ参考にしてみてください。

使用用途に合わせて選ぶ

日傘の使用用途は、日陰で暑さを遮りたい方や、紫外線対策に使いたい方など人によってさまざまです。一級遮光やUVカットの機能があるので、使用用途に合ったものを選びましょう。

日差し対策には「一級遮光」を選ぶ

日傘で直射日光を遮るだけで体感温度が変わってきます。ポイントは「一級遮光」です。「遮光」とは、目に見える光（可視光線）をカットし影を作って熱を防ぐこと。より濃い影で熱を防げる遮光率99.99%以上の「一級遮光傘」を選ぶのがおすすめです。さらに、紫外線も防ぐならUVカット率の高いものを選ぶと安心です。

紫外線対策には「UVカット率」を選ぶ

紫外線対策には、UVカット率（紫外線遮蔽率）で日傘を選びましょう。UVカット率とは、紫外線をカットする割合を表しています。
シミや日焼けの原因となる紫外線をカットしてくれるかどうかの判断基準となるので、日常的に日傘で紫外線対策を行うならUVカット率90％以上のもの、日差しが特に強い日は95％以上のものを選ぶのがおすすめです。

日傘の機能性で選ぶ

日傘にも折りたたみや長傘タイプ、晴雨兼用などさまざまな機能性をもったものがあります。ここからは、日傘の機能性について解説するので、利用シーンに合ったものを選びましょう。

持ち運びに便利なのは「折りたたみ」タイプ

鞄に入れて持ち運べるのは折りたたみタイプの日傘です。コンパクトで鞄に収納でき、移動中も邪魔にならないのがポイント。しかし、長傘タイプと比べると耐久性が低い傾向にあるので、あまり日差しが強くない日や荷物を軽くしたいときにおすすめします。

サイズが大きい「長傘」タイプ

長傘タイプの日傘はサイズが大きいので、体の大きな男性でもゆとりをもって使用できます。さらに、折りたたみタイプと比べて折りたたむ手間が少なく、耐久性も高い製品が多いです。ただし、日傘が必要ないときに荷物になってしまうのがデメリットなので、日差しが特に強い日やレジャーシーンなどの使用がおすすめです。

「晴雨兼用」が使いやすくておすすめ！

男性用の日傘で特に人気なのが、晴雨兼用の日傘。晴雨兼用傘は、傘の裏側にコーティングが施されており、雨でも晴れでも使用できるのがポイントです。日常的に鞄に閉まっておけば、日差しが強い日も急な雨にも両方対応できます。

日傘のサイズもチェック

男性の日傘のサイズの一般的なサイズは65cm、成人女性は60cmが目安です。このサイズは親骨という長さを指しており、傘の中心から端までの長さを表しています。日傘を選ぶときは、サイズも確認しておきましょう。

利用シーンに合わせて選ぶ

使う日の日差しの強さ、ビジネスシーンやプライベート用など、利用シーンに合わせて日傘を選ぶのもポイントです。以下では、利用シーン別にどんな日傘がいいのか紹介します。

アウトドアやレジャーシーンには機能性が高いもの

アウトドアやレジャーシーンなど日差しの強い場所に行く際は、耐久性の高い傘や一級遮光傘など機能性が高いものを選びましょう。日傘の劣化を防ぐことができ、紫外線や熱中症対策もできます。また、家族と一緒に日傘を使う際は、大きめの長傘がおすすめです。

ファッションに合わせてコーディネート

プライベートシーンで使用する日傘は、ファッションに合わせてコーディネートしましょう。日傘は色や柄、ブランドなどもさまざまあるので、日傘のデザインによって個性を演出できます。ぜひおしゃれ好きの方は、個性的な柄や色にチャレンジしてみてください。

ビジネスシーンには落ち着いたカラーを選ぼう

ビジネスシーンには、黒・グレー・ネイビーなどの落ち着いたカラーがおすすめです。鞄や靴、スーツの色などに合わせて、使いやすいものを選びましょう。

開閉方法も確認しよう

日傘には、開閉方法が違うものがあるので注意が必要です。ひとつ目は、ワンタッチで骨が折れたり開いたりするのが特徴の簡単開閉タイプ。折りたたみ傘によくあるタイプです。
ふたつ目は自動開閉タイプといって、ボタンひとつで自動開閉できるタイプ。片手でプッシュできるので、荷物を持っている際も片手で簡単に操作できるのが特徴です。
みっつ目は手折りタイプといって、手動で傘骨を折り曲げるタイプがあります。折りたたんでコンパクトになりますが、たたむのに少し手間がかかるのが特徴です。

日傘の正しい使い方

日傘を長持ちさせるためには、正しい使い方を学ぶことも大切。まずは日傘を開く前に、傘を揺らしてほぐし、傘の生地同士がくっついていないかを確認しましょう。
また、傘を開くときは周りに人がいないか、ものがないかを確認し、日傘を真上に向けて開くのがポイントです。
日傘を閉じるときは、再び傘を揺らしてしわや汚れをはらいましょう。たたむときはしわがよらないように、丁寧にたたむと日傘が長持ちします。

 

目的別おすすめ日傘はこちら！

 

1.傘の開閉が楽なタイプで選ぶ

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2.持ち運びやすさで選ぶ

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3.しっかり影を作りたい大きめタイプで選ぶ

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Photo：Tatsuya Ozawa（Studio Mug）、ISETAN MEN'S net
Text：ISETAN MEN'S net