2019.11.11 update

【特集】都会の冬に最適、ラグジュアリーでエレガントな<MooRER/ムーレー>のダウンジャケット(1/3)





▼ 1. 都会の冬に最適な、ラグジュアリーでエレガントな<MooRER/ムーレー>のダウンジャケット
▼ 2. 2号店を東京に開いたブランドの本気度
3. 伊勢丹メンズ館がセレクトした<MooRER/ムーレー>の人気モデル3選 




ビジネスはもちろん、フォーマルなパーティなど冬のドレススタイルに着る防寒アウターを、本当に納得して選んでいるだろうか。“ミスマッチ”を言い訳にスーツにアウトドアブランドのダウンジャケットを合わせたり、申し訳程度にライナー1枚付いた薄手コートを「やせ我慢の美学」と言い聞かせながら震えてはいないだろうか。

フォーマルやクラシックなど、スーツを着るシーンの防寒アウターは、テーラード型のコートだが、正統とはいえ温かいかと聞かれれば相応。より機能的で確かな防寒性を備えたアウター選びはダウンなど中綿入りのコートだが、アウトドアブランドやスポーツブランドのそれは、オーバースペックだったり、カジュアル過ぎたりして、ドレスクローズに合わせるのは正直言って無理がある。


「フォーマルやクラシックなスタイルに、防寒着として考えられるのは、ウールのチェスターフィールドやポロコートといったラグジュアリーなテーラードコートでしょう。しかし機能面では物足りない。やはりアウトドアウェアに出自をもつダウンの温かさには敵いません」。

そうメンズ館5階=メンズテーラードクロージング・バイヤー稲葉は言う。ウールのコートで防寒するためには、インナーに着ぶくれするほどの重ね着が不可欠だし、ギャバジンのステンカラーやトレンチコートの、申し訳程度のライニングではまったくお話しにならない。クルマ移動を主体に、鉄道と地下街結ばれるオフィスビルに勤める人ならともかく、10分ほどバスを待つ真冬の屋外でもあたたかくいられるアウターを求めるなら、必然的にダウンに行き着くのだ。

だが極地での防寒のため開発されたダウンジャケットは、都会で着るには少々オーバースペックだ。空気をたっぷり含んだ羽毛のボリュームあるシルエットと、遭難時に備えた派手な色が正統派の紳士服には似合わない。シックでエレガントなデザインのダウンジャケットを辿っていくと、<MooRER/ムーレー>に行き着いた。




▼ 1. 都会の冬に最適な、ラグジュアリーでエレガントな<MooRER/ムーレー>のダウンジャケット
▼ 2. 2号店を東京に開いたブランドの本気度
▼ 3. 伊勢丹メンズ館がセレクトした<MooRER/ムーレー>の人気モデル3選