*全て参考商品です。

長持ちさせる大きなカギ、被り方と脱ぎ方をマスターしよう



帽子を長持ちさせる秘訣は、日々の取り扱いがあってこそと心得ておきましょう。乱雑に扱いがちになってしまったり、正しくスマートな被り方・脱ぎ方を案外知らない方が多いのも事実です。その特殊で立体的な形状故に、実はとてもデリケートなアイテム。
ことさらパナマハットは、山にある「つまみ(折れ線)」を持って着脱するのは避けましょう。そこから裂けてしまうリスクが高まります。では、どう被ると余計なダメージを防げるか? ここではハット全般の場合を簡単に解説します。

【被り方の正しい手順】
①前後のつばを持ちます。
②つばを持ったまま、帽子の山をまず、頭の「おでこ」の部分に被せます。
③つばを持ったまま、続いて帽子の山を、頭の後ろの部分に被せます。
④つばを持ったまま、鏡を見ながら、被った深さや角度を微調整します。

脱ぐ時はその逆に、「頭の後部から脱ぐ」。肝心なのは「山ではなくつばを持って着脱する」点です。
この方法だと帽子を傷めないだけでなく、髪形が乱れるのを最小限に防げる点でもおすすめです。後部のつばのないキャップの場合は、代わりに山の後ろを抱えるように扱えばOKです。


*全て参考商品です。

夏の汗染みや、雨などの湿気にも注意。お手入れは慎重に行おう



最後にお手入れについて。冬の帽子に比べ、汗染みになりやすいのが夏の帽子。しかも素材と構造上、ご家庭での洗濯が不可能なのが厄介なところ。更に、近年のゲリラ豪雨などで濡れてしまい変形のリスクもありますが、最小限のお手入れも可能です。

【お手入れの順番】
①固く絞った濡れタオルで、軽く叩くよう丁寧に水拭き
②次に乾いたタオルで乾拭きし水気を飛ばす
③風通しの良い場所で、自然に陰干し

これだけでも汚れが緩和され、持ちが大分伸びるはず。また帽子とサイズの合う料理用のザルの上に被せて行うと、形崩れのリスクも防げます。ぜひお試しください。



Photo:ISETAN MEN'S net
Text:Takahiro Iino

*全て参考商品です。

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