初めての革靴も買い替えも要チェック──新しく、正しい靴を履いて、新年度への準備を


着こなしで迷ったときの正解は、まず「間違いない」ものを身につけることが鉄則だ。これから就職活動が始まる学生や春を迎えて買い替えたい新社会人、さまざまな場で活躍するビジネスマンのスーツスタイルの決め手はやっぱり「靴」。靴の選び方を押さえておけば、正々堂々と立ち振る舞いができるものだ。

今回はメンズ館地下1階=紳士靴で、見た目もコスパも間違いない本格紳士靴をピックアップ。「19,000円*から選べる、紳士靴の基本にして定番の"黒スト"」と「3万円台*で買える、見栄えと"中身"が充実した本格革靴」に焦点をあて、ビジネスマンにとっての好印象な足元を提案する。*いずれも税抜きの場合


19,000円から選べる、ビジネス靴の基本にして定番の"黒スト"5選


就活を迎える学生やフレッシャーズに限らず、ビジネスマンから一番多く受ける質問がシーンに合わせて選ぶべき「デザインと色」。革靴にはデザインや色、素材によって、TPOの使い分けが必要だが、スーツに合わせて間違いないのが、「黒・内羽根式・ストレートチップ」の3点を満たした一足だ。

このトゥに横一文字のラインが入った黒の内羽根式のストレートチップ、略して“黒スト”が、ビジネスマンにとっては、名刺入れに匹敵するほど必須なもの。黒ストは最もフォーマルな靴で冠婚葬祭にも履いていけるほどの万能選手。金具付きの靴や紐なしは絶対に避けるべきで、まずオールマイティなカードを手に入れたい。


「スペインメイド・マッケイ製法・革底」仕様は唯一無二


 


<エスポアール>シューズ 24,840円

 

スペイン製のマッケイ製法にレザーソールと、高級紳士靴さながらの仕様をこのプライスで実現する<ESPOIR/エスポアール>。ヨーロッパ特有の絶妙な表情のあるレザーを使用することで、目の肥えた靴好きからも支持される高コスパブランドの筆頭がこのブランドだ。

トレンドをほどよく取り入れながらも、オーセンティックなデザインを踏襲しているラインナップは、まさに“イタリアンクラシコを体現する靴”。 ビジネスシーンはもちろん、冠婚葬祭にも鉄板の革靴入門に最適だ。

 


インソールとアッパーレザーの柔らかさは絶品


 


<アントニオ ルフォー>シューズ 20,520円
 

ヨーロッパの靴トレンドを取り入れながら、日本人のスーツスタイルにハマるデザインで人気の<ANTONIO RUFO/アントニオ ルフォー>。よく歩く日本のビジネスマンのためにクッション性の高い厚めのインソールを搭載し、身長UP&足長効果もあり。プレーンな革で仕上げたストレートチップは、インソール・アッパーレザーともに柔らかく、履き心地の良さに定評がある。


機能面では他の追随を許さない、革靴のハイテク版


 


<ランウォーク>シューズ 28,080円

「見た目は革靴、履いた感触はスニーカー感覚」を求めるなら、アシックス社が手がける<RUNWALK/ランウォーク>のゴアテックス®ファブリクス搭載の内羽根ストレートチップを推奨。中敷にランニングシューズに使用されるオーソライトを搭載し、ヒールにクッション素材のGELを内蔵することで、着地衝撃を和らげ、高い反発性でキック力を効率よく歩行エネルギーに変換する。「通気性+クッション性」の確かさは一度履く価値あり。

 


目利きバイヤーが認めた三越伊勢丹オリジナルブランド


 

<セルビノ>シューズ 20,520円
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ほどよい光沢感、シャープなフォルム、見た目と裏腹な幅広の作りなど、日本人好みの仕様満載で、メンズ館でもロングセラーブランドの<CERVINO/セルビノ>。オーセンティックなストレートチップは、日本人の足型にフィットする木型を使用し、軽量でクセのない履き心地も人気の秘訣。仕上げの美しさはブランドのセールスポイントの一つになっている。

 


リピーターも多い、すっきりシンプルな“黒スト”入門編


 


<マドラス モデロ>シューズ 20,520円

<madras MODELLO/マドラス モデロ>は、履きやすさを重視し、日本製の高コスパに機能性をプラスしたドレスシューズが得意なブランド。今回セレクトした中では最もラウンドトゥでノーズの短い木型を採用。ぽってりとしながらも、英国調の立体的な曲線美を描くこの木型は、予約の取れない実力派の人気ビスポーク職人が削ったもので、クラシックやトラッドといったフレーズがお好きな方にはイチオシ。履き込むほどに革靴本来の魅力を味わえるスタンダードなストレートチップだ。

 

3万円台で買える、見栄えと"中身"が充実した本格革靴5選


19,000円と3万円台では何が違うのか──この価格差から生まれる靴の大きな違いは、19,000円の靴にはなかったグッドイヤーウェルト製法による仕立てが一つ。3万円台になると「製法」や「素材」にブランドの個性が表れてきて、さらに、革のクオリティや仕上げ(フィニッシング)など「見栄え」にもこだわりを感じるはずだ。

着こなしに変化をつける茶色などが2~3足目として履き回したいベターなチョイス。防水・透湿機能などもこのクラスなら搭載しているので、より快適に履きこなせるのが魅力だ。

 


「機能×ファッション×コンフォート」を実現した一足


 


<リーガル>シューズ 38,880円
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素材の見極め、品質管理、熟練の職人、デザイン、アフターサービスなどすべての面において高いレベルを擁する<REGAL/リーガル>。三越伊勢丹が別注したこちら一足は、気品を漂わせるストレートチップトゥと内羽根式デザインが美しくマッチ。スタイルを選ばないロングセラーの木型にイタリアンレザーを載せ、製法はグッドイヤー。堅牢さと汎用性を持ち合わせた最適な一足に仕上がっている。

 


伊・ナポリの名門ファクトリーが手がける三越伊勢丹ブランド


 


<レブロス>シューズ 41,040円

 

ラウンドトゥながら、ほどよいロングノーズな木型が人気の三越伊勢丹限定ブランド<REBLOS/レブロス>。クラシックなデザインに6アイレットで個性を加えるなど、品のある佇まいが魅力のパンチドキャップトゥは、ストレートチップの次の一足としてオススメ。イタリアらしい遊び心と色気を感じさせるレザーの仕上げはまさにワンランク上の顔つきだ。濃いめのダークブラウンは、ネイビーやグレーのスーツとも好相性で、知的で柔らかな印象を与える。

 


シャープなスクエアトゥが印象的なストレートチップ


 


<マドラス>シューズ 32.400円
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国産シューズメーカーの中でも、靴を美しく仕上げる技術に特に定評のある<madras/マドラス>。その強みを存分に活かしたゴアテックス®ブーティーを内部に装着した内羽根式のストレートチップだ。防水耐久性に優れ、透湿性も兼ね備えたストレートチップは、急な雨にも困らないまさにビジネス向き。ロングノーズ気味のスクエアトゥと高級感あふれる表情は洗練された大人の着こなしに美しく映える。

 


東京・墨田で一貫生産されるグッドイヤーウェルト製法の靴


 


<スコッチグレイン>シューズ38,880円

日本人の足に合う木型を使い、グッドイヤーウェルト製法を用いて履き心地に徹底的にこだわる<SCOTCH GRAIN/スコッチグレイン>。同ブランドの人気ライン「シャインオアレイン」の三越伊勢丹限定のプレーントゥは、「雨の日でもグッドイヤー製法の靴が履きたい」という声に応えたロングセラーモデルだ。

アッパー革の鞣(なめ)しの段階からはっ水加工を施すことで晴雨兼用を実現し、ソールには濡れたタイルの上や雪の上でも滑りにくいソール「ハイドロストッパー」を搭載。堅牢なグッドイヤー製法に加え、革から靴底までタフな作りが魅力だ。

 


ハンドソーンウェルテッド製法が履き心地に直結する人気靴


 


<ジャランスリウァヤ>シューズ 34,560円

 

今年で100周年を迎えるインドネシアの老舗ファクトリーが手がける<JALAN SRIWIJAYA/ジャランスリウァヤ>。イセタンメンズでも若年層からの支持はNo.1のブランドだ。木型「11120」を使用した外羽根式ストレートチップは、2足目としてチェックしておきたいグッドクオリティの靴。

アッパーに仏「デュプイ社」のカーフレザーを、底材にベルギー「アシュア社」のレザーを使用。手作業によるすくい縫いで縫い合わせるハンドウェルテッド・グッドイヤー製法の靴がこのプライスで手にできるのはうれしい。

 




ビジネスシューズは、「19,000円」戦国時代に突入!最強のコスパ靴はどれだ!?
狙うべきは「3万円台」、今買うべき優秀ビジネスシューズはこれだ!



 

*価格はすべて、税込です。

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