コンディショニングウエアとしてランナーに根強い人気を誇る<CW-X/シーダブリュー・エックス>より、『SPEED MODEL™』が2月1日(金)にイセタン スポーツ ゲートにて新たに発売されました。
今回、イセタンスポーツゲート担当 アシスタントバイヤー鵜篭が、商品開発を担当したワコールのMD(マーチャンダイザー)鷲野真人さんに新作の開発ポイントとその実力を伺いました。


今回お話を伺ったのは、<ワコール>CW-X/スイム営業課 マーチャンダイザー 鷲野真人さん。学生時代では同好会に所属、社会人になると当時に一度は辞めたものの、社会人5年目に復帰。2018年に開催された大阪マラソン2018では、2時間27分45秒(13位)の自己新を記録する現役ランナーでもある。

下着メーカーである<ワコール>が、コンプレッションウエアを手がける”理由”とは


鵜篭 まず、本題に入る前にウォーミングアップとして(笑)鷲野さんは現役のマラソンランナーで多くのマラソン大会に出走されているそうですね。アマチュアのトップランナーが最新の<CW-X>のMDを担当しているということで、普段の練習量はどれぐらいですか?
鷲野 仕事終わりに走って、月間300~350キロぐらいですね。
鵜篭 すごい!自分の倍以上の距離です。3月に出場されるマラソン大会の目標は?
鷲野 2時間27分を切りたいですね。<CW-X>の新作『SPEED MODEL™』を穿いて走るので頑張りたいです!
鵜篭 自己新記録をさらに更新するということですね。今回新発売となった『SPEED MODEL™』を穿いて出場とのことですが、市民ランナーの間では有名な<CW-X>って、そもそも下着メーカーであるワコールがなぜスポーツ用ウエアを手がけたのでしょうか。




イセタンスポーツゲート アシスタントバイヤー 鵜篭 威行
三越伊勢丹駅伝部所属。今年1月には第17回奥むさし駅伝競走大会に出場した経験を持つ現役ランナー。

鷲野 <CW-X>は1991年にブランドとして誕生しました。そのきっかけは弊社人間科学研究所の研究員の家族が、スキーをしている時に「ひざをサポートするため、テーピングをして滑るとスムーズに滑ることができた」ということをヒントに「もっと手軽にテーピングをすることができないか」と、女性用ガードルにテーピングを組み込んだ商品を開発。「簡単に穿けて、気になる部位をテーピング原理でサポートできる」<CW-X>のタイツが誕生しました。
鵜篭 なるほど。最初は「ひざをサポートする」目的で始まったんですね。初めて聞きました。
鷲野 それから<CW-X>が大きく広まったのは、イチロー選手がメジャー挑戦時に愛用したことと、2007年からブームになったマラソン大会がきっかけですね。最初はひざをサポートする商品でしたが、登山やランニングにも相性が良いと話題になり、一気に広まりました。
 

現行シリーズの代表モデル。
左から「EXPERT(エキスパート)MODEL」「STABILYX®(スタビライクス)MODEL」「GENERATOR®(ジェネレーター)MODEL」

ビギナーからハイアマチュアまで<CW-X >のモデルの違い


鵜篭 では続いて、<CW-X>の全体の開発コンセプトと、現行シリーズの特徴や違いを教えてください。
鷲野 はい。スポーツのパフォーマンスを上げるためには、股関節を基本とした下半身の安定が重要だと考え、<CW-X>の製品は「テーピング原理」により、股関節からふくらはぎまでの筋肉と関節をサポートします。
鵜篭 現行シリーズは、ビギナー向けの「EXPERT(エキスパート)MODEL」から、「STABILYX®(スタビライクス)MODEL」、「GENERATOR®(ジェネレーター)MODEL」がありますね。
鷲野 「EXPERT」はひざと股関節、ふとももをサポートすることで、運動時の筋肉疲労を軽減し、衝撃からひざを守ります。「STABILYX®」は腰・股関節、ひざ関節をサポートし、安定感を高めます。「GENERATOR®」はひざ・腰・股関節に加え、身体を支えるのに重要なおしり・ふとももの筋肉までサポートします。
鵜篭 なるほど。ひざをサポートすることから下半身全体のサポートにまで広がってきたわけですね。鷲野さんは実際に<CW-X>のシリーズをどう使い分けしていますか。
鷲野 練習では「ジェネレーター」のレボリューションタイプを着用しています。レボリューションタイプとは、「ジェネレーター」シリーズの中でもサポートラインの縫い目をなくした軽量タイプです。
トレーニングで一番重要なのは身体を守ることなので、ひざや腰をサポートするために穿いています。また、昨年の大阪マラソンでは、市販前の『SPEED MODEL™』を穿き出場して、自分自身でその出来栄えをチェックしました。




<CW-X >史上最速*『SPEED MODEL™』のストロングポイント


鵜篭 先日の展示会で初めて『SPEED MODEL™』を穿いてビックリしました!前に進む動き、脚を運ぶ動きに集中できる構造だなと感じました。
鷲野 さすがランナーでもある鵜篭さんですね!<CW-X>に股関節をサポートするヒップジョイントという商品がありますが、『SPEED MODEL™』のコンセプトはズバリ「股関節を安定させて、骨盤を前傾させると走りやすい」で、ヒップジョイントの進化版タイツです。
鵜篭 「股関節を安定させて、骨盤を前傾させる」ための具体的な工夫はどこにありますか?
鷲野 『SPEED MODEL™』は、骨盤を前傾に導く、お腹押さえの生地であるパワーネットを2枚(2重)にしています。さらに、股関節部分の着圧の面積を大きくしています。
鵜篭 お話を聞くと、鷲野さんのランナーの経験が商品に活かされていますね。
鷲野 そうですね。2017年9月に<CW-X>のMDになって初めての商品なので、私の意見をふんだんに取り入れてもらいました!!
鵜篭 鷲野さん自身、コンプレッションウエアに助けられた経験は?
鷲野 あります。大学4年のときに福岡国際マラソンにエントリーしたのですが、大会2週間前にひざをケガして、2~3日前でもひざが痛い。それで困って<CW-X>を買いに行って…、着用したら関節や筋肉に負担をかけずに走ることが出来たんです。
それで今のポジションに着任して、「<CW-X>を穿いて大会に出たい」と思い、自分が穿きたい商品を開発して走ったら、大阪で自己ベストの記録を出すことができました。ターゲットはずばり自分でしたね!(笑)




走ると関節や筋肉に負担がかかるのでサポート機能は大切


鵜篭 要約すると『SPEED MODEL™』は、股関節を安定させ、下腹部をしっかり抑えることで骨盤の前傾をキープするサポートを行うということですね。
鷲野 さらに、新素材の「Flex Move®」** を採用し、今までのモデルより軽量で、生地がなめらかになっています。これはニットの編み方である丸編みを採用し、8方向に伸びるので、生地の伸び感がとても良くなっています。裾口がフリーなカッッティングになっているのも新素材のおかげですね。
鵜篭 コンプレッションウエアを穿くと、筋肉の疲れ方も変わりますよね。
鷲野 走ると関節や筋肉に負担がかかりますが、コンプレッションウエアを着用すると関節や筋肉がサポートされ疲労軽減につながります。
鵜篭 確かにロングパンツを穿いて走ると、腰や股関節の着圧を感じて、脚の運び方や膝の動き方が「おっ!」と思うほど違います。
鷲野 『SPEED MODEL™』のハーフは股関節と前傾のサポートを、フルレングスのロングはふくらはぎまでサポートします。タイツを敬遠しているランナーでも、ハーフ丈のタイツは穿いている人が多いので、練習のときは『SPEED MODEL™』のロングを穿いてほしいですね。
鵜篭 走っていて疲れてくると腰が落ちてきて後傾になるので、『SPEED MODEL™』を穿いて走ると、「いいフォームで長く走れる」と思います。




鷲野
自分は練習のときは必ずタイツを穿いていて、毎年自己記録を更新できているのは、「関節や筋肉に負担をかけないようにしているから」に尽きます。
鵜篭 本当に大事ですね。「守る機能」が付いているサポートアイテムは必須です。
鷲野 アマチュアランナーはどうしてもストイックに練習しがちですからね。サポートタイツを穿いて走るのをおすすめします。
鵜篭 これからのマラソン大会シーズンは、この<CW-X>の新作『SPEED MODEL™』を穿いて出る人が多そうですね。
鷲野 新しいタイツを買っていきなり明日走るより、何度か穿いて機能性を感じてから大会で着用してください。特にコンプレッションウエアが初めての人は最初はきついなと感じるはずです。また、『SPEED MODEL™』は今までのモデルより早く走れると体感いただけるはずです。
鵜篭 フルレングスか、ハーフか、ハーフ+ふくらはぎサポートか、シーンやトレーニングによって使い分けると、走る楽しさもまた変わってきそうですね。ぜひ店頭で自分に合ったモデルを見つけてほしいです。



<CW-X>『SPEED MODEL™』 ハーフパンツ 14,040円、ロングタイツ 20,520円
■パークシティ イセタン5 2階=イセタン スポーツ ゲート




Photo&Text:ISETAN MEN'S net

*価格はすべて、税込です。
*「最速」とは<CW-X>製品従来品対比。
**「Flex Move®」はセーレン株式会社の登録商標です。

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パークシティ イセタン5 2階=イセタン スポーツゲート
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