<ISAIA/イザイア>ジャケット 226,800円
*そのほか参考商品


良いスーツは、紋付きを着た瞬間に似ている


親方
現役の頃は着物に特化した生活をしていましたが、引退してからも、本場所の審判のときは「紋付き」なので、やっぱり洋服の方が苦手です。
今泉 親方の正装というとやはり紋付きなんですか。スーツはどういうときに着られますか。
親方 スーツを着てネクタイを締めるのは相撲協会の催し物や昇進祝いのときですね。会合はジャケットだし、夏ならワイシャツ1枚。8年間、審判を務めましたが、国技館へ行くときも着物で、浴衣で入って、控え室で紋付きに着替えます。


今泉 親方にとって紋付きはスーツのようなものなんですね。
親方 着物にはうるさいけど洋服はまったくダメで、現役時代に自分に合うサイズの服は、伊勢丹のキングサイズにしかなかった。それから「メイド トゥ メジャー」でもスーツを作りましたよ。
今泉 スーツを改めて着るとどんな感じですか。
親方 背筋が自然と伸びる。紋付きを着て帯を締めて、羽織を着た瞬間に似ているね。たまに着ないとダメですね。


今泉
部屋に若いお弟子さんがいますが、若者の格好を見てどう思いますか。
親方 みっともないね(笑)。あと、目力が弱い。
今泉 目力が弱い……。
親方 相撲は「目力」だからね。若い子らはまだ自分の意識が低いけど、相撲に集中してくると、目に力が入ってくる。目に力が入ってくると、番付が上がっていく。
今泉 それは見ていてわかるんですか。
親方 すぐわかりますよ。相撲に限らず、何の仕事でもそうですよ。「目力」と「気配り」。メンズ館でもできるスタイリストさんは、目力があってお客さまとの「間の取り方」が絶対に上手いはず。
今泉 親方が現役時代も目力と気配りだったんですか。
親方 そうですよ。土俵上でも宴会をしていても常に気を配って、目力を持っていた。今の若い奴らにも頑張って欲しいね(笑)。

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