2017.06.06 update

【TODAY'S STYLIST(第1回)】自分なりにエディットして“今のリアル”を着たい──松岡 歩(1/5)

今の自分を表す"気分な一着”――登場するのは入社2年目の24歳、メンズ館2階=インターナショナル クリエーターズのスタイリスト松岡 歩。インタビューの中に何度も出てきた「気分」というワードが、彼の今現在のリアルな服選びのベースになっているようだ。「今一番興味があるのは、デザイナーの気分が入ったジャケットや、オーセンティックな気分にフィットする<Levi's/リーバイス>のデニムなど。好きなものを自分でエディット(編集)して着たい」


入社2年目、メンズ館2階=インターナショナル クリエーターズを担当する松岡 歩
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僕たちの世代はSNSの投稿を参考にして、雰囲気や気分をキャッチする


長野県飯田市の出身で、高校が私服だったので、ときどき東京に行って服を買ったり、自分なりに工夫して着ていました。大学で上京して、アルバイトして服を買っていましたが、当時も今も好きなものは変わっていくので、一番好きなブランドと聞かれると答えが難しいです。

三越伊勢丹に入社して、メンズ館2階=インターナショナル クリエーターズへの配属は希望通りでした。仕事は楽しいです。店頭での接客が多いのですが、お客さまが自分に会いに来てくれるのがとてもうれしい。

店頭にはあふれるほど服がありますが、ファッション情報で参考にしているのはインスタグラムなどSNSですね。インスタグラムのアイコン的な人をフォローしていて、着こなしから雰囲気、気分まで参考にしています。雑誌より早くてリアルな情報なので、接客にも役立っています。