ダンディズムが香る一つ上の男になるためのスーツを誂える|⑤中縫い

メンズ館4階のテーラー、山口信人と、5階のスタイリストによる、初めてのオーダー体験を追ったこの企画。今回は中縫いの工程に進みます。
第4回目「④仮縫い・フィッティング」はこちらから


第2回目・3回目と2度に渡り仮縫い・フィッティングを行い、体に沿わせ、なりたい「大人」のイメージに近づくようなジャケット・パンツの補正を行ってきました。
さて、今回はいよいよラペル・袖のついた、ジャケットに袖を通し全体的な完成度を確認していきます。
実際に着用した状態で歩いたり、腕を左右上下に振り服の動きを見ていき、最終的な補正が必要かどうか見定めていきます。


山口 前回、羽鳥さんがなりたいイメージに近づけるようなシルエットの補正を行いました。最初の仮縫い・フィッティングから比べると、非常にスーツが馴染んできたなという印象を今回受けました。
ジャケットに関しては、しっかりと狙い通りに補正が反映されています。今回、動きを確認し、ややウエストを詰めて補正は終了にしようと考えています。
パンツについては、クリースラインが真っ直ぐ落ちるようになったので、このまま仕上げに入ります。


羽鳥 まずはジャケットの圧倒的な軽さ。選んだ生地もさることながら、着ているのを忘れるほど軽いです。
さらに袖が付き、ここまでアームホールが小さい服を着たのは初めてです。腕が動かしやすいですね。
というのも、これまでのジャケットは大抵、腕やヒジに引っかかってしまい、ここまで可動域は広くありませんでした。腕を下した時に、余計なシワも出ず自然な着心地です。

また、背中のシルエットも美しく、後姿も決まりますし、襟ののぼりの吸い付くような感覚もたまりません。
肩幅のボリューム、ウエスト、裾までのラインが華奢に見えず、嫌ななで肩のシルエットにならず、コンプレックスだった体系をバランスよく補正しているので、前回よりももっとイメージに近づいていると感じ、フルオーダースーツの可能性に驚きを隠せません。



パンツは、クリースラインが真っ直ぐ落ちていて、上から見ていて気持ちがよく見惚れてしまいます。
後ろもヒップから裾までしっかりと落ちていて、ヒップの位置が高く感じられます。さらに、これまでイージーオーダーでは、脚を細く・長く見せるために補正を何か所も入れても落ちなかったラインが落ちていて、長年の悩みも吹き飛びました(笑)
サイドからみるとやや太く感じられますが、正面から見るとクリースラインの効果もあり、決して太くなりすぎず美しいシルエットだと感じています。

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