【丸の内ジェンツ応援対談①】|<ジョンロブ>丸の内店長が「イセタンサローネ メンズ」にやってきた(後編)

東京・丸の内の仲通りに互いに店を構える「イセタンサローネ メンズ」と<JOHN LOBB/ジョンロブ>。「丸の内で働く男たちにエールを送る」対談企画の後編は、<ジョンロブ>のアーティスティック・ディレクターに就任したパウラ・ジェルバーゼさんの話からスタート。
前編はこちら


パウラ
さんによって、上手に歴史のページをめくることができましたね(中村)

中村良枝 アーティスティック・ディレクターが変わられて、お客さまに変化はありましたか。
国本憲俊 パウラ・ジェルバーゼが就任して約1年ですが、やはり賛否両論はありました。店では、従来の<ジョンロブ>はしっかり守りつつ、新しいパウラ女史のディレクションを見せることで、新しいお客さまに興味を持って来店していただいています。今シーズンは「ASHTON(アシュトン)」のような新作も受け入れられていて、新旧が共存することでいろいろなお客さまに対応できていますね。
中村 それは素晴らしいですね。今は百貨店にいらっしゃるお客さまも、お父様から息子さんへと世代交代の時期で、震災後のファッションのカジュアル化と併せて、今までと同じことをやり続けても何も変わらないと思っています。そういう意味では<ジョンロブ>は上手にページをめくったと感じています。これまで<ジョンロブ>を履いたことがない若い層にもパウラ女史のデザインはしっかり応えていて、品揃えが変わってきているなという印象ですね。
国本 ありがとうございます。中村さんは<ジョンロブ>を履く男性のイメージはありますか。


<ジョンロブ>を履くようになって疲れなくなりました(国本)

中村 自分に厳しく、成功の道を歩まれた方というイメージでしょうか。私がもし男だったら、「この会議のときには<ジョンロブ>のこれを履く」というような履き方をするはず。<ジョンロブ>を履く男性は自分の芯が通っているので、存在をきちんと立てる履き方を好まれると思います。実際に履かれてどうですか。
国本 <ジョンロブ>を履く前は、ずっとイタリア靴一辺倒でした。イタリア靴を履いていた頃は、帰宅すると無意識でふくらはぎをマッサージしていましたが、<ジョンロブ>を履くようになってその習慣が自然と消えました。
中村 それはすごいですね。
国本 前も今の仕事も長時間立って、歩いてですが、靴が健康に影響することを実感しましたね。今一番履いているのはラスト(木型)8965番で、「ダービーII」などは自分の足にフィットします。
中村 確かにグッドイヤーは履きやすいです。私もマッケイ製法の靴を履くとすごく疲れます。さらにハンドソーンは特別で、空気の上を歩いているように素晴らしい。ハンドソーンは丈夫で柔らかいんです。
国本 確かに。ラストに関しては、履き込んでいくうちに自分との相性がわかってきますね。
中村 そうなんです。ラストの違いは、どういう風に足に合ってくるのか、履き込まないとわかりません。だから面白いんですが。
国本 あと、グッドイヤーの靴は、修理を重ねてエイジングを愉しむという面もあります。
中村 そういう楽しみを具現化するために、店内に地域初のリペアサロンを設けました。靴とは長く付き合ってほしいし、この場で会話も楽しんでほしいんです。


靴は、一人ひとりのストーリーを持って買ってほしい(中村)

中村 国本さんは「男のスタイルの中での靴の役割」はどう思われていますか。
国本 <ジョンロブ>では社長やオーナーの方々が「社員に靴をプレゼントする」ことも多く、上司の方々は「良い靴を履きなさい」とよく言われています。
中村 贈られた方は期待されているんですね。
国本 「良い靴を履くことでモチベーションが上がって良い仕事ができる」のと同時に、靴で全体のスタイルの見え方が変わるファッションの要(かなめ)でもあります。
中村 私もそう思います。どの靴にも愛情を持って、ストーリーを持って買ってほしいし、靴は「背筋が伸びるような役割」であってほしい。ビジネスマンなら一日の過ごし方が変わるはずです。「自分を律する道具としての靴」は本当に大切です。


ショップは、新しい何かとの出会いの場所です

中村 <ジョンロブ>の今シーズンのトピックは何かありますか。
国本 今シーズンは、スエード素材を基調にした履き心地の軽い「フェザーコレクション」を展開しています。アンライニングで、ナチュラルソールのまるで素足のような軽やかな履き心地のシリーズで、内側にシューレースが隠れるようなユニークなデザインなどぜひご覧ください。
中村 イセタンサローネ メンズでは、今季は“ブルーグラデーション”をテーマに、夏向きのスリッポンなどを展開。さらに、<CHURCH/チャーチ>のコレクションも充実させますのでご期待ください。
国本 男の靴は、自分の鏡のようなものですから、大切に履いてほしいですね。
中村 イセタンサローネ メンズも<ジョンロブ>も、実際に来店されて、なにか新しいモノを見つけられる出会いのある場所です。商品との出会いはもちろん、国本さんとお話したり、イセタンメンズでは好きなスタイリストを見つけたり、思い思いの出会いをお楽しみください。今回はご登場いただきありがとうございました。


国本憲俊
ジョンロブ丸の内店店長。大学卒業後、イタリアの有名メンズブランドを経て、2005年のオープンと同時にジョンロブ丸の内店のストアマネジャーに就任。
中村良枝
入社以来、靴一筋で、メンズ館地下1階=紳士靴フロアの中核的存在に。仕入れから売場づくりまで多岐にわたって携わる。「イセタンサローネ メンズ」でも店頭に立つこともある。

<ジョンロブ>オーダー会「バイリクエストフェア」
□5月13日(金)~17日(火)
□メンズ館地下1階=紳士靴

メンズ館地下1階=紳士靴にてパーソナルオーダー会「バイリクエストフェア」を開催。歴史に裏打ちされた豊富なコレクションのなかから、好みのスタイル、上質な素材、カラー、ソール、サイズやウィズをお選びいただけ、特別価格でご提供します。

■価格:183,600円から
■デザイン:約130種類
■素材:約20種類
■カラー:約50色
■お渡し:2016年12月末~2017年2月末予定

お問い合わせ
03-3352-1111(大代表)


<ジョンロブ>丸の内店
■東京都千代田区丸の内3-1-1 国際ビル1階
■03-6267-6011
■営業時間:11:00~19:30(月~土)、11:00~19:00(日・祝)


イセタンサローネ メンズ
■東京都千代田区丸の内3-3-1 新東京ビル1階
■営業時間 11:00~20:00
Google Mapで開く▶

Photo:Ozawa Tatsuya

お問い合わせ
03-6206-3190(直通)