伊勢丹オンラインストアで<エドワードグリーン>の商品一覧を見る
 

1.良靴を長く履きつづけるために、「サイズ」と「ウィズ」を知る


働き盛りのビジネスマンの自信とやる気が良く映える英国靴の代表が<エドワードグリーン>。特に日本人男性に多い「足が小さくて、履きたいデザインの靴と出会わない」、「踵(かかと)が小ぶりで合う靴がみつからない」というお悩みをお持ちの方に是非お薦めしたい。

オンラインストアの利点といえば、「交通費がかからず、好きな時間に好きなだけショッピングができて便利」なことに尽きますが、<エドワードグリーン>のような高級靴を初めて購入される場合は、まず店頭でご自身のサイズとウィズ(足囲)を計測してもらうことがファーストステップ。そこで初めて、「自分は<エドワードグリーン>なら、(例えば)サイズUK6のウィズE」ということがわかる。店頭での計測とフィッティングは大歓迎なので、一度しっかりと現物を見ることをおすすめする。
 


特に<エドワードグリーン>のサイズ表記は、靴の内側の楕円の小窓に手書きで、「6/6 1/2 E 202」のように記載があります。これは、左側の数字「6」が英国(UK)のサイズ表記で、次の「6 1/2」がアメリカ(US)のサイズ表記、次の「E」がウィズ、「202」が木型(ラスト)となる。*イセタンメンズでは英国表記を採用している

<エドワードグリーン>は店頭では、メンズ館地下1階、三越銀座店5階、三越日本橋本店本館2階の各紳士靴で取り扱う。自分のサイズとウィズ、そしてラストの特徴がわかれば、あとはお好きなときにお買い求めいただける。




<エドワードグリーン>の代表モデルである「チェルシー」。上がラスト「202」、下が「82」。
 

2.足に快適にフィットする木型(ラスト)の特徴を知る


自分のサイズとウィズがわかったら、次に覚えたいのは木型(ラスト)の特徴だ。伊勢丹オンラインストアでは<エドワードグリーン>の人気5モデルを扱っているが、ラストは「202」と「82」の2種類。

「202」は、“永遠の名作”と呼ばれる名ラストで、「82」と比べると全体的に丸みがある。作りは幅広で甲が高く、踵も比較的小さいので、日本人の足に収まりが良いのも人気のポイント。

左がラスト「202」、右が「82」。

また「82」は、「202」に比べると見た目はややロングノーズで、靴のアウトカーブがより内振り。内側のラインは直線的なので、すっきりした形の足の人にフィットする。「202」より甲が低く、足が薄い人向きで、その分、エレガントな雰囲気を創出する。


3.1足目は、不朽の名作「DOVER」&「CHELSEA」がお薦め


英国靴愛好家でなくとも、「グリーンのドーバー、グリーンのチェルシー」というワードは何度か耳にしたり、雑誌で目にしたりしているはず。ともにブランドを代表する“鉄板靴”であることは間違いない。
 

「DOVER(202/E)」
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「DOVER(ドーバー)」は、イノシシの髭を寄った針で、熟練の職人が一針一針手縫いするつま先の“スキンステッチ”が特徴のUチップ。「ドーバー」代表的なラストは32ですが、イセタンメンズでは日本人の足に合いやすい202をチョイス。



その理由として、「二の甲周りのタイトなフィッティングは、甲高の足型の方には窮屈で、かつクラシックな印象を残す202は、アッパーと非常に良いバランスが取れる」と推奨。さらに360°踵までグッドイヤーが入っているので、後ろ姿の重厚感も特徴。ダブルソールと合わせて工芸品のような美しさをアピールする。

Uチップは靴だけ見るとカジュアルな印象もあるが、ドーバーはスキンステッチの技巧が凝っているので、スーツと合わせてもとてもスタイリッシュに映えるのだ。
 

「チェルシー(82/E)」
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「CHELSEA(チェルシー)」も<エドワードグリーン>を代表するアイコンモデル。上述したすっきりしたモダンな形を持つラスト「82」を使用したストレートチップで、通称“スワンネック”と呼ばれる優美なステッチはまさにブランドを象徴する意匠の一つ。全体のバランス感が美しいのも人気のポイントだ。伊勢丹オンラインストアでは「E」ウィズのみの展開だが、店頭では「D」ウィズも用意する。



4."ネクストグリーン"王道の2足目はこの3足


イセタンメンズネットをご愛読いただいている方ならよくご存知ですが、革靴の紐を通す鳩目のついている部分=羽根は、靴の印象を決める大切な部分。羽根の部分が靴の甲の部分と一体化した形状の内羽根式は、羽根の部分が広角に開かず、紐での締め付けの調整がしづらい分、見た目にすっきりエレガントな雰囲気を醸し出す。

一方、外羽根式は、羽根の部分が甲の前部に乗ったデザインで、羽根の部分は全開するので脱ぎ履きが容易。締め付けも調整しやすいという長所を持つ反面、起源である軍靴やスポーツシューズのようなカジュアルな印象を与える。

手元に届いたインビテーションに、ドレスコード「FORMAL」や「SEMI FORMAL」と記載があったら、内羽根式の靴を履いていけば、場の雰囲気にひるむことはありません。
 

「マルバーン(82/E)」

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<エドワードグリーン>の内羽根ウィングチップを代表するモデルが「MALVERN(マルバーン)」。ウィングチップというとカントリーテイストを連想しますが、シャープな印象のラスト82にすることでモダンなスーツにも合わせやすいバランスに。「グリーンの2足目」として、次にご紹介するモデル「BERKELEY(バークレー)」とよく比較されるクラシックな英国紳士御用達靴だ。
 

「バークレー(202/E)」

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パンチドキャップトゥの「バークレー」も内羽根式で、日々のローテーションに取り入れたい一足。ビジネスシーンでの着こなしに合わせやすく、崩しすぎない汎用性の高いデザインが魅力で、「ちょっと気分を変えたいとき」に履くと心が浮き立つ。
 

「カーディフ(202/E)」

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今回ご紹介するモデルの中で、外羽根セミブローグが「CARDIEF(カーディフ)」。丸みのあるラスト202と相性の良いパンチドキャップトゥで、"ジャケスラ"からデニムまで着こなしの幅を広げてくれるカジュアル感のあるデザインで人気だ。今シーズンなら、コットンスーツやタック入りパンツと合わせて楽しみたい一足。

 


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*価格はすべて、税込です。

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メンズ館地下1階=紳士靴
03-3352-1111(大代表)