2016.07.27 update

【インタビュー】<SIDO/シドー>|ボタニカル柄を纏ったオシャレな「包帯パンツ」新登場!

「ネクタイをしない日はありますが、パンツをはかない日はありません。」

締め付け感なし・通気性良し・フィット感抜群の「包帯パンツ」を考案し、ヒットさせた<SIDO/シドー>代表の野木 志郎(のぎ しろう)さんの話を聞くと、そんな当たり前のことがとても大切に感じます。
世界初の包帯生地「HOHTAI®」を使用している包帯パンツから、ブランド初の“デートにはいていける包帯パンツ”となるボタニカル柄のショートボクサー(前閉じ)3色がメンズ館地下1階=紳士肌着・ナイトウエア・靴下で先行発売。野木さんにファッション性にこだわった新作のお話を伺いました。


パンツの達人が考える、理想のパンツとは

「100人いたら100枚のパンツが必要なほど、理想のパンツは人それぞれ違うものです」と野木さん。包帯パンツは2006年にデビュー以来、ローライズボクサーパンツの雄<TOOT/トゥート>とはまったく異なるコンセプトから、多くのファンを獲得しています。

「パンツを作っていて思うのは、その道のプロになればなるほど、トップを極める人ほどパンツのこだわりが強いですね。世の中には、はいた瞬間は良いと思うパンツはたくさんありますが、大切なのは、パンツを脱ぐまではいていることを意識させないことと、ポジションを変えなくてすむこと。包帯パンツは肌に沿うので、はいたらそのまま脱ぐまで違和感なく快適にはき続けられます」

野木さんは包帯パンツのデビュー以降も、日本を代表するトップアスリートなどと一緒に商品開発を続け、さまざまな分野の第一人者の声を聞いて、今も改良を続けています。


はいた人の声からバリエーションが増えていく「包帯パンツ」

今回先行販売されたボタニカル柄のショートボクサー(前閉じ)は、国内工場で作られる品質の高さに加え、有名ブランドも手がけるテキスタイルデザイナーとして活躍する小野崎稔巳(おのざき としみ)氏が手がけたスタイリッシュなデザインが目を引きます。

野木さんは、「包帯パンツははき心地の良さを徹底的に追求してきたので、色はベーシックなものが多く、お客さまからの“もっと可愛いもの、デザイン性の高いもの、プレゼント用にスタイリッシュなもの”という声に応えるべく、今回は小野崎さんにお願いしました」

小野崎さんには、「制約なしで、君が考える包帯パンツをデザインしてほしい」とリクエスト。「そうしたら花柄が出てきたんです」と野木さん。「自分では判断できなかったので、イセタンメンズの國友バイヤーに見せたら、ぜひ試作してくださいと言われて」サンプルを作成。


包帯生地にプリントデザインを施したら、包帯生地独特の白いラインが出て、プリントがきれいに乗らず、柄も出ていなくて、それを小野崎さんに見せたら、「最高じゃないですか! ヴィンテージ感が出てより良いです」と絶賛。さらに肌着のバイヤーからは「すぐ売りたい!」と言われましたと笑う野木さん。


30代、40代の男性がおしゃれにはけるパンツが完成!

「今回は、定番のベーシックタイプではなくファッション性にこだわりました。メンズ館地下1階=肌着で一番売れているデザインの前身頃をちょっとだけローライズに仕立てているので、花柄と相まって、30代や40代のファッション性の高いパンツを望む人にも満足していただけると思います」

今回、新たに開発したというウエストゴムにブランド名がないのを尋ねると、「どのブランドもゴムにブランド名を入れていますが、包帯パンツは素材とはき心地が看板なので、包帯という素材の名前を広げたい。包帯生地は、触った感じだけでは良さがイメージできないので、ぜひ実際にはいてほしいですね」と力説します。


パンツが気になって自分の力が出せない人たちへ

商品開発のスタートラインは、「こんな商品を作ってほしい」という声で、思いついたらサンプルを作りますという野木さん。包帯パンツのセールスポイントを聞くと、「パンツというのは、皆さんも実感されていると思いますが、ちょっとの違和感が気になり出すと一日中ストレスになったり、集中力を欠いたり。はいている意識がないのが良いパンツで、ストレスを排除するのが包帯パンツの役目だと思っています」

だから、一日外回りをしている営業職の人や、一日中座っているオフィスワーカーなど、「アクティブに、仕事に集中している人をサポートしたいですね。包帯パンツは、女性を口説くための勝負パンツではありませんが(笑)、集中力を高める、自分を高めるための勝負下着だと思って作っています」と野木さん。「でも、今回の花柄パンツは女性も口説けますね」と続けます。

今後の展開を聞くと、「市場にないパンツを作りたいので、アイデアは一杯ありますが、今力を入れているのが、2020年の東京オリンピック・パラリンピックへ向けて、経済産業省や観光庁などが推進する「忍者協議会」というのがあり、究極のクールジャパンコンテンツといわれている「NINJA」をモチーフにした忍者パンツに取り組んでいます。世界にないパンツを考えていますので、こちらもご期待ください」と意気込みます。


<セールスマネージャー松林孝樹の視点>
はき心地の良さではすでに定評のある「包帯パンツ」ですが、新しいアンダーウエアブランド「HOHTAI RUGGED STYLE(ホータイ ラギッド スタイル)」は、アート、ファッション、自然などからインスピレーションを受けたデザインが映え、一つひとつに個性的な表情と温かみがあります。
商品の完成度の高さはもちろんですが、新ブランドではパッケージやタグ、ウエストゴムまですべて新開発。ロゴも新しくなってタグが後ろに付いているなど、細かい点まで配慮されたファッション性の高いラインナップとなっています。


「包帯パンツ」ショートボクサー(前閉じ)各4,752円
カラー:オリエンタルフラワー、ブルーオーシャン、ダークローズ
サイズ:M・L

さらに、イセタンメンズネットでは<包帯パンツ>で人気を誇る「ウエストゴムなし」タイプを使用した企画、シリーズ「○○を試していただきました」が進行中!履き心地をレビュワーの方々にお試しいただきます。
ぜひ今後もご期待ください!

*価格はすべて、税込みです。

お問い合わせ
メンズ館地下1階=紳士肌着・ナイトウエア・靴下
03-3352-1111(大代表)