今日のパイプは…

今日もシマジさんはゆっくりとパイプを燻らせます。
以前にもご紹介しましたが、シマジさんはパイプを数多くお持ちです。

「前の日の晩に、明日伊勢丹に持って行くパイプはどれにしようかと、たくさんのパイプの中から選ぶのが楽しみなんだ。」


今週の格言
「文化の煙を燻らすパイプは頭の散歩のステッキである。」


シマジさんはこんなことをおっしゃっていました。

「家でお酒とパイプをやりながら、原稿を書いたり本を読む。そうやって自分の文章や本のストーリーに集中していると頭の中だけ冒険や散歩をしている感覚になるんだ。…私にとってはお酒が燃料でパイプはステッキだな。」

シマジさんらしい発想ですね!

そして今週のおすすめのお酒は、ラガヴーリン16年。アイラ島でつくられるスモーキーでありながら上品な甘みのあるお酒。
たくさんある中から選抜されたパイプを吸いながら、煙に合わせてスモーキーなお酒を選んでいただきました。


次回もお楽しみに。


プロフィール - 島地勝彦

メンズ館8階=イセタンメンズレジデンス<サロン ド シマジ>のプロデューサー。1941年生まれ。青山学院大学卒業後、集英社に入社。「週刊プレイボーイ」に配属され、1983年に同紙編集長に就任、柴田 錬三郎・今 東光・開高健を回答者に据えた「人生相談」で一世を風靡し100万部雑誌に育て上げる。その後、「PLAYBOY日本版」「BART」の編集長を歴任。集英社インターナショナルの代表取締役を経て、2008年に退任。現在は作家・エッセイストに転向。
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photo by TAKU FUJII